リハ施設見学

先週は Santa Clara Valley Medical Center という病院のリハビリ科に見学に行きました。

サンタクララは、サンフランシスコから南へ約1時間の、サンノゼの隣にある街です。
この街の中核的な病院である Santa Clara Valley Medical CenterLink には、日本人のリハビリ医師が勤務されており、
UCSF日本人整形外科医会の森岡先生Link が見学のコンタクトを取られ、僕もお願いして同伴させてもらました。

Kazuko L. ShemLink 医師は、UCLA卒、UCSF医学部卒、スタンフォード大学でレジデントをされ、
現在の病院で20年近いキャリアがあります。専門は、脊髄損傷患者のリハビリテーションです。
Santa Clara Valley Medical Center は、脊髄損傷専用の病棟が20床、脊髄損傷の年間入院数150人、
PT,OTなどを約100人を揃える、全米でも有数の施設です。

呼吸障害を持つ難しい脊髄損傷患者の、呼吸器から離脱などのノウハウがあり、
幹細胞移植、bFGF治験薬、嚥下障害解析や太極拳リハなど、いろんな新しい試みもされています。

Kazuko 先生は、これらの臨床研究にたいへん熱心な方で、
毎年、助成金をたくさん申請して、リサーチアシスタントの人件費を工面して、
いろんな研究に取り組んでいます。その男前な生き方には感銘を受けました。


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— posted by 千葉恒 at 02:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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