サンタクララは、サンフランシスコから南へ約1時間の、サンノゼの隣にある街です。
この街の中核的な病院である Santa Clara Valley Medical Center には、日本人のリハビリ医師が勤務されており、
UCSF日本人整形外科医会の森岡先生 が見学のコンタクトを取られ、僕もお願いして同伴させてもらました。
Kazuko L. Shem 医師は、UCLA卒、UCSF医学部卒、スタンフォード大学でレジデントをされ、
現在の病院で20年近いキャリアがあります。専門は、脊髄損傷患者のリハビリテーションです。
Santa Clara Valley Medical Center は、脊髄損傷専用の病棟が20床、脊髄損傷の年間入院数150人、
PT,OTなどを約100人を揃える、全米でも有数の施設です。
呼吸障害を持つ難しい脊髄損傷患者の、呼吸器から離脱などのノウハウがあり、
幹細胞移植、bFGF治験薬、嚥下障害解析や太極拳リハなど、いろんな新しい試みもされています。
Kazuko 先生は、これらの臨床研究にたいへん熱心な方で、
毎年、助成金をたくさん申請して、リサーチアシスタントの人件費を工面して、
いろんな研究に取り組んでいます。その男前な生き方には感銘を受けました。
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