リスニング力変わらず

アメリカに戻ってくるたびに、急に英語を聞き取れるようになってないかと、変な幻想を抱くのですが、今回もダメでした。

今週から、UCSF整形外科のOrthopedic Trauma Instituteの早朝カンファに参加しているのですが、
いやー、、、きびしい。。渡米時に比べたらリスニング力はアップしていると思ってますが。。彼らはいったい何を議論しているんだ、、

だんだん、英語だけを選択的に無視する能力すらついてきました。プロジェクターの画像だけでイメージを膨らませてます。

会話を理解できない理由は、理屈っぽく分析すると、大きく3つのパターンがあると思ってます。この辺がすでに理系のダメなところです。
まず「聞き取り力不足」、もう一つは「ボキャブラリー不足」、最後に「理解力不足」。

聞き取り力不足は、「知ってる単語なのに聞き取れてない」で、これはどうにかしたいものです。
それは話し手のスピードだったり、抑揚、アクセントだったり、聞き手の集中力だったり、いろいろな理由があると思います。

ボキャブラリー不足は、「知らない単語だから聞き取れない」または「聞き取れたのに単語の意味を知らない」であり、いろんなもの読み聞きして覚えていくしかないですよね。慣用句もくせ者です。
いや、でもこれは無限大ですよ。英語のニュースサイトみてたら、そこは知らない単語の大海原です。途方もない。

理解力不足は、「言ってることの意味がわからない」で、ある程度聞き取れたとしても、その内容が理解できないというものです。
普通の内容の会話でも、速くて言い回しが難しいと、理解が追いつかないことがあります。英語字幕まで見て、ほとんど知っている単語なのに、文章としては理解できない、ということがありますよね。
また、専門的な会話や、背景を知らないと成立しない会話もありますよ。僕の場合、MRIの原理的な話とか、アメリカカルチャー(俳優やら選手やら)の話やらが、それに当たります。

どうすればいいんですかねー、、今まで、いろいろ試したものの、
洋楽を繰り返し聴く→いくら聴いても聞き取れないものは聞き取れない。
聞き流し教材を聞く→完全に無視している。
DVDを英語字幕で見る→字幕に集中し、英語が耳に入ってこない。

最近はTEDLink にちょっとだけはまってますね。
映画のtedLink じゃないですよ。クマが暴れ回るやつ。この映画、面白そうLink ですよね。
TEDLink は、いろんな分野のスペシャリストによる10−20分程度のプレゼンを提供している団体です。
アメリカのプレゼン文化の集大成の1つがここに詰まってます。
今はTEDのアジアやヨーロッパ開催版も出てますが、やはりアメリカ人のプレゼン力が群を抜いています。
TEDの件は、またいつか詳しく書きますね。


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— posted by 千葉恒 at 02:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [3]

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