HTOオペ見学

変形性膝関節症の手術治療の1つである高位脛骨骨切り術(HTO)は、脛骨近位部を骨切りして外反矯正することで、O脚を是正し関節痛を改善する手術ですが、近年、インプラントの改良とそれに伴う成績の安定化により、再注目されています。

先月は、HTOに感心のある全国の整形外科医の集まりがあり、当院の米倉先生と木寺先生と3人で参加してきました。

さらに先週末は、年間100例近くHTOを行っている横須賀市民病院に、当院の米倉先生と、長崎労災病院の宮路先生の3人で見学に行きました。

手技が洗練されており、鷲足、MCLの処理、後方皮質の骨切り、アライメント設定、骨棘移植など、勉強になる点は多かったです。

また、夜は食事会を開いて頂き、HTOやTCVOに関する熱いディスカッションをかわりました。次回は横須賀の先生達が、長崎に見学に来たいと言って頂きました。

日本中のいろんな病院がいろんな工夫をしており、日本中のいいところを合わせたら、もっといい治療体系が作れると思います。機会があれば、今後も病院見学をできたらと思っています。



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— posted by 千葉恒 at 03:26 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [1]

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