先日、そこで、発表をさせていただきました。
HR-pQCTは四肢用のCTなので、脊椎を撮影することはできませんが、摘出骨であれば撮影が可能です。
解像度が高いので、骨梁構造の解析ができます。
図は、私たちが撮影した、カダバーの頚椎、胸椎、腰椎の画像ですが、
私は脊椎の専門家ではないので新鮮なのですが、ほんと不思議な形をしていて魅力的です。
頚椎と比較して、胸椎は前後方向に長く、腰椎はさらに左右方向にも大きい形です。
骨梁構造解析をすると、骨梁1本1本の太さに大差はありませんが、骨梁の密度は全然ちがいます。
腰椎ほど骨梁の密度は少ないようです。
どうしてなんでしょうね。。
いくつか考察はあるのですが、それはおいおい学会で発表していこうと思います。
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