シリコンバレーで仕事をされている方々が、小学生を対象に「わたしの仕事」という内容で講演するイベントに参加してきました。
今回の講師が長崎大学脳神経外科で現在Stanford大学留学中の石坂先生ということで、メールがまわってきてから、楽しみにしていました。
留学前に大学野球部の先輩である日宇先生から、石坂先生のことを伺っていましたが、なかなかお会いする機会がなく、今回初めてあいさつをすることができました。
講演では脳のしくみ、脳梗塞や脳出血などの疾患、その治療法、そして術後のリハビリなど、小学生にもわかるよう噛み砕いて発表されていました。
参加していた小学生は講義の途中で手を挙げて質問していました(アメリカらしいです)。
小学生の着眼点がなかなか鋭く、もしぼくが演者なら答えに詰まるような質問をバシバシしていました(石坂先生はさらりとわかりやすく回答されていました)。
この「シリコンバレーの課外授業」を主催している方と少し話をしたのですが、アメリカでは高校生の段階で大学の教養レベルの知識を一通り勉強すると言われていました。
日本の教育では習得時期が全体的に遅く、小学校低学年から教える内容を多くしないと競争に負けてしまうとのことで、教育を前倒しにする必要がある(極端なことをいうと0歳からの教育が重要)と考えていらっしゃるようでした。
個人的に小学校での英語教育導入に反対でしたが、留学して英語地獄を経験して(現在進行形)、小学生のうちから英語を習っておく方がいいのかなと考えるようになりました。
のびのび育てつつ、幼少期からの教育にも力を入れるとなると難しいなと思ってしまいました。
Comments