野球選手の肘の撮影が終わりました。
6日間で21人の高校生、大学生、社会人の方にご協力いただきました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
21人の画像をじっくりチェックしていると、いくつかの傾向がありそうです。
・投球時にストレスがかかる箇所では骨梁の肥厚がある
・投球側では非投球側よりも骨梁構造が不均一
・撮影部位全体みると、投球側では細い骨梁が多数存在し、骨梁の間隙が狭くなっている
写真は同一選手の両肘です。
赤丸の上腕骨内側上顆、青丸の尺骨滑車切痕部の骨梁が投球側では肥厚しているのがわかります。
今回の一時帰国では、撮影がうまくいくのか心配で、San Franciscoを出発する直前は気が重かったです。
選手の方々、そしてお忙しい中、撮影を手伝ってくださった先生方、スタッフの皆様のおかげて、無事に撮影を終了することができました。
本当にありがとうございました。
近いうちにUCSFのボスにスライド形式で発表し、秋のASBMR(アメリカ骨代謝学会)でも発表できればと思います。
1. ちば — 2016/03/10@10:23:27
もしかしたら他にやってる施設もあるかもなので、、早く解析して論文にしなきゃね。