2ヶ月経ちました

あっという間に9月になりました。日本はまだまだ暑いことでしょう。

サンフランシスコに住み始めて2ヶ月が経ちました。
アメリカ生活自体はだいぶ慣れてきました。
道も覚えて運転も慣れましたし、買い物はカードで払えばいいだけなので問題ありません。

職場の方は、、ちょっっとだけ慣れてきました。
もちろん議論を完全に理解することもできませんし、未だ簡単なことも伝えられません。

あと、何もわからない僕に、周りがだんだん慣れてきたところもあります。
この研究室で僕は初めての日本人ポスドクだったようで、唯一の整形外科医でもあり、
おまけに英語も話せず、周りもどう扱えばいいのか困ったと思います。
(以前、日本人研究者がいたのですが、16歳からアメリカ在住とのことで、僕のようなケースは初めてと言われました)

昨日は ”Imaging Research Symposium” と題した、UCSFの基礎放射線科の中でのミニ学会みたいなものがありました。
僕らで言うところの懇話会みたいなもので、脳や循環器、癌などの画像解析グループと合同で
(臨床放射線科や整形外科は参加していません)、研究の発表会がありました。

前半は口演発表、後半はポスター発表、というプログラムで、最先端の脳科学のイメージングが印象的でした。
DTI(Diffusion Tensor Imaging:拡散テンソル画像法Link )などが近年のトピックスです。
最近、末梢神経のイメージングにも興味を持ち始めています。
末梢神経の走行や異型が術前に分かっていれば大変役に立ちますし、原因不明疼痛の診断にも有用かもしれません。

話は変わりますが、今日家の近くの消火栓にクルマがぶつかって、大噴水になっていました。
消防車がやってきて、止まったときは周りから拍手が起きて、ちょっとしたショーを見てるみたいでした。

IMG_2887


544px-DTI-sagittal-fibers



IMG_2901



— posted by 千葉恒 at 12:19 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. 後藤 — 2011/09/06@16:11:11

画像の進歩はすごいですね。先日参加した講習会のエコー画像にすら驚いている僕は、脳のイメージングは、もはやタラオサ(鱈の内臓の干物)にしか見えません。

2. ちば — 2011/09/09@15:06:42

エコーには興味があるんですが、ここでは、なぜか誰も研究していません。
MRIに比べると解像度、定量性、再現性に差があり過ぎるので、興味が持たれにくいみたいです(QQ)(QQ)

この記事に対する TrackBack URL:

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.4269 sec.

prev
2011.9
next
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30