研究関連のミーティングと、SF時代の旧友との再会、最小侵襲整形外科学会 と、日本人類学会 への参加をしてきました。
最小侵襲整形外科学会は、整形外科における低侵襲の技術を追求する学会で、今回初めて参加しました。一度は来てみたいなと思っていたんですよね。
ハンズオンセミナーがあり、人工股関節の低侵襲手技である MIS Anterolateral Approach THA と、超音波ガイド下穿刺 について学んできましたが、いずれも有益でした。
人類学会は、ヒトの進化を学問する学会で、これは仕事抜きの完全に趣味の世界です。僕は以前から骨の進化に興味があり、この学会には行ける時は参加することにしています。
今回は、ヒトの歩行と、サルが二足歩行している時の歩行と、最新のヒューマノイド(ロボット)ができている歩行を、その関節角度、床反力、関節モーメントなどのグラフを3つのスクリーンに映写して比較しながら二時間ディスカッションするという、かなりマニアックなシンポジウムがあって、これはおもしろかったですね。
明日からの診療には全く役に立ちませんが、僕の知的好奇心は満たされました。
ちなみに会場は茨城県つくば市でして、初めて行きましたが、僕的にはツッコミどころ満載の街でした。僕の敬愛する後藤先生(留学中)の第二か三ぐらいの故郷と思われます。筑波大学のグラウンドの東門から出た所にある国立科学博物館の分館みたいなところが会場でした。
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