サンフランシスコ2日目は、UCSFの日本人研究者とのミーティングをしてきました。
まずは、UCSF Neurological Surgery の Brain and Spinal Injury Center (BASIC) に留学中の東大整形外科の森岡先生と研究ミーティングをさせていただきました。もう長い付き合いでして、現状の情報交換と今後の戦略について2時間ほど議論させてもらいました。
その後、その日に偶然開催されていた、ベイエリア日本人整形外科の会 に参加してきました。
私はこの会の創設者の1人ですが、どういう経緯で結成されたかを、今回、過去のメールを頼りに思い出してみます。
私が留学していた2012年ごろ、UCSFには日本人のMDの研究者はそれなりの数がいたのですが、UCSFはキャンパスが市内にバラバラにありまして、私が普段接していた日本人たちは、他の診療科の先生たちでした。
そんな中、UCSFパルナサスキャンパスに兵庫医大整形外科の圓尾先生が留学中との情報をいただき、2012年3月23日に私のいるミッションベイキャンパスでお話ししようということになりました。
当時、お互い軽い鬱状態だった私たちは、半年近く封印されていた「日本語での整形外科の会話」が、止めどもなく溢れてきまして、気がつけば4時間ちかくしゃべりこんでいました。
一方、UCSFのSFGH(San Francisco General Hospital)には、その7年前(2005年)から、札幌医大整形外科の長尾正人先生が勤務しており、圓尾先生も私もそれぞれ個人的にはつながりがありました。
そんな中、長尾先生より、2012年4月から東大整形外科の森岡先生が留学しているという情報をいただきました。そこで2012年5月3日に、森岡先生、圓尾先生、千葉の3人で会ったところ、また止めどもなく会話が続き、その日も4時間ちかく話し込んでしまいました。
そこで、UCSFにいる日本人整形外科医全員(長尾先生、圓尾先生、森岡先生、千葉)で食事会をしようということになり、圓尾先生が会をセットアップしてくれました。2012年5月23日、サンマテオの火鍋屋でした。
当日は、4人で話しこんで盛りあがって、「UCSF日本人整形外科の会 」という名前で、今後も定期的に集まろう、ということで意気投合しました。
そこから、定期的に集まって、情報を交換しあったり、なぐさめあったり、
お互いのツテを使いまくって見学しまくったり、親睦会だけでなく勉強会もするようになり。
私の帰国後には、スタンフォード大学の日本人整形外科の先生方にも声をかけて、
ベイエリア(サンフランシスコ〜サンノゼ一帯を指す言葉)日本人整形外科の会へと発展しています。
現役とOBを合わせると40人ぐらいいまして、帰国後もつながりがあったり、情報交換が続いています。
現在、この会のUCSFの幹事は、札幌医大の黄金先生(珍しい名字で忘れられません)で、
若手芸人よりも面白い、いろんな意味でポテンシャル無限大の脊椎外科の先生です。
今回の会をアレンジをしていただきました。楽しかったです。ありがとうございました。
1. KZM — 2018/12/11@05:11:39