コホート研究

私たちのメインの研究の1つである健常人研究(04NOR、J-CaraT study)のエントリーがついに12月で完了します。(Japanese study of bone miCrostructure and minerAl density in a noRmAtive cohorT measured by HR-pQCT)

本研究では長崎県に在住する健常人520名(20〜89歳、男性260名、女性260名、各年代に40名)の、HR-pQCT、DXA、血液検査などのデータを収集しています。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。尽力してくれた、岡崎先生(と奥様)、野田看護師、たいへんお疲れ様でした。

本研究により、1)HR-pQCTの日本における基準値の作成、2)骨微細構造からみた日本人の骨粗鬆症の病態解析、3)様々なHR-pQCTの研究のコントロール群としての使用が可能となります。いずれ、本研究のための専用のウェブサイトを作成しなければなりません。

J-CaraTはHR-pQCTに焦点をあてた小規模のsingle-center studyですので、全く比べる対象でありませんが、下記のような大きなコホート研究を、今まで参考にしてきました。いずれもウェブサイトがしっかりしています。

1)JPOS研究Link
以下ウェブサイトからコピペします → Japanese Population-based Osteoporosis (JPOS)研究は、日本人女性の骨折、骨粗鬆症の予防をめざして1996年から実施されている疫学研究です。全国7カ所の調査地在住の15歳から79歳の女性から5歳毎に50人、合計4550人を無作為に選び出して調査に参加してもらった、日本人女性の特性をもっともよく表す調査となっています。

このウェブサイトは学ぶことが多く、研究の概要、成果をわかりやすく、そしてマメにアップデートしており(これは容易でない作業です)、またオプトアウトという、追加で行われる後ろ向き研究の許可をもらう行為もここで行なわれています。実は代表の伊木雅之教授(近畿大学医学部教授)にはお世話になっており、私たちのJ-CaraTを始めるときも相談をさせてもらいました。
藤原京スタディLink という男性骨粗鬆症のウェブサイトも作成されたようです。えらいな。

2)The Osteoporotic Fractures in Men (MrOS) StudyLink
以下ウェブサイトからコピペします → MrOS, a research study funded by the National Institutes of Health, began in 2000. Six clinical centers in the United States, located in Birmingham, AL; Minneapolis, MN; Palo Alto, CA; the Monogohela Valley near Pittsburgh, PA; Portland, OR; and San Diego, CA recruited 5,994 men at the baseline visit (2000 -2002).

実は私の留学先のUCSFは、骨粗鬆症や変形性関節症の有名なコホート研究のデータセンターとなっており、MrOS Study は、私たち(千葉、岡崎、佐田)も関与していた、男性骨粗鬆症では最も有名なコホートの1つです。

3)The Study of Osteoporotic Fractures (SOF)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multicenter, observational study of 10,000 older women. SOF, a nationwide research study funded by the National Institutes of Health, began in 1986. The study was originally focused on risk factors for fractures and falls and has grown to look at various determinants of successful aging.

これは私が10歳の時に始まっているので、よくは知らないのですが、UCSFの骨粗鬆症のコホート研究はここから始まっていると思われます。

4)The Osteoarthritis Initiative (OAI)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multi-center observational study of men and women. The OAI is a nationwide research study, sponsored by the National Institutes of Health (part of the Department of Health & Human Services), that will help us better understand how to prevent and treat knee osteoarthritis, one of the most common causes of disability in adults.

変形性関節症のコホート研究です。OAI は私の所属していたラボは多いに関与していました。実はラボからでる論文の1/3〜1/2はOAIの論文でした。このコホートの新しかったところは、外部の研究者もデータを使用できるようにした点でした。

5)Multicenter Osteoarthritis Study (MOST)Link
以下ウェブサイトからコピペします → A multicenter prospective observational study of risk factors for the development and progression of knee osteoarthritis and knee pain. MOST is a nationwide research study, sponsored by the National Institutes of Health / National Institute on Aging (part of the Department of Health & Human Services), that will help us better understand how to prevent and treat knee osteoarthritis, one of the most common causes of disability in adults.

名だたる骨粗鬆症と変形性関節症のコホート研究のデータセンターが、全てUCSFだったことは、留学後に知ったことでした。なんかウェブサイトが似てるな〜と思ってた、、


2019-11-24230726



— posted by 千葉恒 at 09:17 pm   commentComment [0] 

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.2298 sec.

prev
2019.11
next
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30