骨粗鬆症の血液検査

骨粗鬆症の血液検査、どんな項目を測定されていますか?
という質問を、つい先日されました。

私の初診時セットの画像を添付します。
主に見ているのは、Ca、P、ALP、Cre(GFR)、Alb、TRACP-5b、P1NP(or BAP)、iPTH です。
病名は、骨粗鬆症、副甲状腺機能亢進症(疑)となります。

TRACP-5b、P1NP(or BAP)、iPTHの全てを測るのは基本的には初診時のみで、
骨吸収抑制剤を使った場合は、半年後にTRACP-5b、
骨形成促進剤を使った場合は、半年後にP1NP(or BAP)を、もう1回だけ測定してます。

改めて見返すと、なにか余分なもの、足りないものがあるような気もしますが、
何かご指摘があったら教えてください。

IMG_76912



— posted by 千葉恒 at 06:22 am   commentComment [2] 

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. やまなか — 2020/11/01@20:42:19

お疲れ様です。
最近コメントしてませんが、変わらず楽しく拝見させて頂いてます。
前までAlb ってCaの補正で見てましたが、リハビリテーション栄養学の観点からすれば、非常に重要なデータであり、BMIも含めしっかり見ていく必要があると感じてますし、当院でもインボディの測定を必要に応じて行ってます。

骨粗鬆症はフレイル、サルコペニアと密接な関係性がある以上、『多角的』に評価していかないといけないと最近では特に感じてます。

なので多職種連携が凄く重要なんですよね!

2. ちば — 2020/11/03@11:18:16

SNSの時代に、ブログを見てくれてありがとうございます。
変な中毒性がないので、ちょうど良いかと。

ふだん栄養まで十分に気が回ってませんので、はっと気づかされるコメントでした。
高齢者はアルブミンが低下してても驚きではないので、スルーしてますが、そこスルーしちゃだめかもですね。
体重は骨密度と極めて相関が高いので、低栄養・体重減少は骨折への第一歩です。

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