抄録な季節

日本で骨の研究をしている人たちにとって、2〜4月は学会の抄録作成の季節なんです。

骨形態計測学会 7月 鳥取  演題締切 3月 https://site.convention.co.jp/42jsbm/Link
骨代謝学会   7月 岐阜  演題締切 3月 https://site2.convention.co.jp/40jsbmr/Link
骨粗鬆症学会  9月 大阪  演題締切 3月 https://site2.convention.co.jp/jos2022/Link
ASBMR    9月 Austin, TX 演題締切 5月 https://www.asbmr.org/asbmr-abstractsLink

論文書きは得意ではない方ですが、抄録書きは慣れています。
書き順は以下の通りです。

1)結論
調査と解析が終わると、自然と「結論」が出てきます。
結論は「メッセージ性のあるワンフレーズ」がいいのでしょうが、ない時は「結果の要約」でもよいです。

2)結果
結論を詳細に書いたものが「結果」です。

3)方法
結果を得るためにしたことが「方法」です。

4)目的
結論の反対語が目的です。
結論が「AにおいてBはCの影響をもたらした」なら、目的は「AにおけるBの影響を調査すること」です。

抄録書きは、とても単純作業です。
背景や考察をいろいろ調べて書く込む必要はありません。

もちろん、データの収集や解析が、苦労の本体部分です。
それが終われば、抄録は気軽に構えていいかと思います。

— posted by 千葉恒 at 08:28 am   commentComment [0] 

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.2304 sec.

prev
2022.3
next
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31