フリーペーパー

サンフランシスコ-ベイエリアには、アメリカ最大の日本人コミュニティーがあるので、
日本人向けの日本語で書かれたフリーペーパーが、スーパーに置いてたりします。

2誌あって、いずれも週刊で、地元ニュースを読むのはけっこう面白いです。
アメリカならではの事件のオンパレードです。

先日、地下鉄の駅のエスカレーターが止まってしまい、調べたところ、
機械のすきまに多量の人の排泄物がつまって故障していたそうです。
サンフランシスコはホームレス天国でして、駅周辺は彼らの住処です。
多くのホームレスは何らかの精神異常や薬物依存を有してるとの調査があります。

ところで先日は、添付のような治験の広告が掲載されていました。
フルコース参加すれば、5650$(45万円)もらえるとのことで、魅力的ですね。
よくは知りませんが、アメリカでやった治験でも、遺伝的、環境的に純日本人の
データを集めれば、日本の薬事審査を通せる、ってことでしょうか??

先週末はサンフランシスコでも、中国人による反日デモLink があったみたいです。
チャイナタウンには普段から近づかないので、個人的には影響なかったです。
中国本土では、略奪や放火まで起きてますね。
日本料理店の経営者も工場閉鎖で困る人も全て中国人で、共倒れに見えます。
教育ってこわいですね。関わりは最小限にしたいです。。


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— posted by 千葉恒 at 07:30 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

妊婦検診

妻が妊娠したおかげで、患者の視点でアメリカの医療を垣間みることができます。

婦人科への定期検診ですが、内容はかなり簡素です。
まず、ナースに呼ばれて診察室に誘導され、バイタルチェックを受けます。
日本とは逆で、患者が診察室に先に入っていて、後でドクターが入ってくるスタイルです。
よって、診察室がたくさんありますが、このクリニックの診察室はいずれもすごく狭いです。

ドクターの診察は、ドップラーによる心音の確認や、検査結果の説明、
質問への応答程度です。

興味深いのは、検査類がすべて外注ということです。

例えば血液検査ですが、僕らが通っているところは、
クリニックがたくさん入っている大きな医療ビルですが、ここではできず、
市内に点在する血液検査専門の場所でします。
ちなみに駆血帯はディスポです。日本では目にしませんね。

エコー検査も外注です。
エコー専門のクリニックがあって、そこに一日中妊婦のエコーをする専門技師がいます。
日本のようにドクターが毎回するということはありません。

徹底的な分業社会ですね。
アメリカの医療費高騰の原因の一つは、このような人件費と思われます。

もう一つ気になることは、それらの医療機関が、どこもなんかオシャレということです。
広くて、大きな窓があって、かっこいい絵がかざられてて。
土地があるってやっぱりいいですね。


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— posted by 千葉恒 at 11:29 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

陪審員

妻に陪審員の依頼の手紙が来ました。
英語もわかりませんし、そもそも市民権の所有者しか
陪審員をできないので、お断りするということになります。
これ、返事をしないと罰金またはジェイルを課す、と書いています。
なんで届いたんですかねー。

渡米前に英語の勉強として兄が貸してくれた海外ドラマDVDが、
法廷ものの、Ally McBeal(アリー・マイラブ)でして、
その影響か、個人的にはアメリカの法廷には興味があります。


ところで、ミニチバが、ミニチバマンであることが、判明しました!
超音波の3D画像がかわいくて、また部屋に飾っています。。


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— posted by 千葉恒 at 11:30 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

旧友きたる

医学生時代の部活(軟式テニス)の同期で、現在、長崎大学病院臨床検査部で、
感染症を専門されている森永先生Link が、ICAACLink という抗菌薬の学会に参加するため
サンフランシスコに来ており、日曜は一緒に観光と食事をしました。

こんなに長くしゃべったのは学生時代以来か?
お互い変わったところと変わらないところが良くわかって、楽しいひとときでした。

写真はマリンヘッドランドという崖から見た、ゴールデンゲートブリッジです。
橋の奥にはダウンタウンの町並みが見えます。

サンフランシスコは、今日も雲一つない青空です!

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— posted by 千葉恒 at 01:45 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

日本人整形外科医の会-3

昨日は、UCSF整形外科 脊椎グループに留学中の兵庫医大の井上先生Link と一緒に、
San Francisco General Hospital の長尾医師Link の外来を見学しに行きました。

僕自身はもう3回目でしょうか。何人かのスタッフが覚えていて嬉しかったです。
見学は何度行っても刺激になるし、新たな発見があって面白いですね。
臨床から離れているので、僕自身のリハビリの意味でも有用です。

夜は、第三回目のUCSF日本人整形外科医の会Link (納涼会)が開催されました。
まぁ、ただ集まって飲み食いするだけの会ですが。。
メンバーはいつも通り、SFGH 長尾先生、東大 森岡先生(UCSF Neurosurgery)、
兵庫大 井上先生、阪大 藤森先生(UCSF Orthopedic Surgery Spine)と千葉の5人です。

臨床留学をされている、井上先生、藤森先生、かつてされていた圓尾先生も、
よく話題にされていたのが、手術適応の日米差です。

長尾先生のご意見としては、文化的な違いもさることながら、
アメリカの整形外科医は、あくまで手術だけの専門家なので、保存治療に関する考え方が、
整形内科から整形外科まで一環して診る日本の整形外科医と違うことや、
手術件数に応じた利益配分(給与)と日本の平等主義とのシステムの違いなどを
指摘されていました。うーん、納得です。。

僕自身、大学院から現在の留学に至るまで、研究に集中してきましたが、
留学二年目に入ってから、臨床のことを考えることが多くなりました。
論文を書くための研究は、それはそれで大事なので継続しますが、
最近は、研究を通して得た自分の知識や技術を、いかに実際の患者さんの
治療開発に生かすかということに、考えがシフトしています。

医師として人生で何をしたいかというところまで、考えてしまうほどです。
こんなに人生や仕事のことを考える時間があるのは、学生時代以来で、
それだけでも、留学の意味があるのでは、と思えます。。
近年、日本人の留学希望者は少ないと聞いていますが、みなさん留学オススメですよ。


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— posted by 千葉恒 at 01:34 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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