里帰り近し

妻の里帰りが近づいてきて、いろんなイベントで忙しくしています。

先週は、妻と仲良くしてもらってた、W家、M家、K家と、謝恩会をしました。
特にW家の奥様には、アパートのお隣さんでもあり、今まで妻に良くしてもらって本当に感謝です。

また、妻の友達Sさんの家にも遊びに行き、家で飼っているシェパードにいつもの手荒い歓迎をうけました。

そう、先週は一度は経験しておこうと、オペラにも行ってみました。
トスカ。良かったです。英語字幕を表示するんですね。ステージと字幕を交互に見て目が疲れました。

いよいよ今週、帰国です。僕の孤独生活が始まります。
知人達は僕の餓死を心配しています。僕も心配です。日本みたいにコンビニや定食屋がないので。

とりあえず、1週間の昼と夜の全メニューを決めちゃおうかと。14種類。
例えば、火曜の昼は毎週SABWAY、夜はうどん、とか。
そうでもしないと、スキップしたり、お菓子で終わらせる可能性があります。

このブログが3回(1週間)更新されなかったら、生存確認をお願いします (- - ) //


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— posted by 千葉恒 at 02:02 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

グランドサークル

旅の続きは、グランドサークルLink (グランドキャニオンなどの国立公園が集まってる地域)ですが、
当初は、レンタカーで荒野をめぐるプランを考えていましたが、
先日のヨセミテドライブで、睡魔と腰痛に悩まされたので、今回はツアーをたのみました。

3日間の日本人のツアーでしたが、いい人達ばかりで本当に楽しかったです。
アメリカ駐在の家族や日本の看護師さんなどもいて、共通点もあり会話も盛り上がりました。
ガイドさんは日本語ペラペラのアメリカ人(10年以上の日本滞在歴、奥さんは日本人)で
日本人的な、まじめで静かで教養があって、全くアメリカ人のチャラさのない人でした。

まず、ザイオン国立公園Link に行きましたが、岩山と森、川と滝、ヨセミテに少しだけ似た感じで、
ちょうど紅葉がきれいで、岩山とのコントラストが素敵でした。

アンテロープキャニオンLink は、日本人の人気が高いスポットで
雨期の鉄砲水で形成された不思議な模様の洞窟みたいなところです。奥は暗くて寒かったです。
整形外科的に言うと、岩柱の形が骨梁みたいで、破骨細胞になったような気分でした。
この素敵な形態の三次元構造を解析をしたい。。職業病です。

モニュメントバレーLink は、僕の一番のお気に入りでした。
広大な大地に、個性的な形の岩山がいくつもそびえ立っています。
現地に行くために乗り換えた観覧ジープが、寒いのがツラかったです。

最後に、グランドキャニオンLink 。とにかく広大。
朝日と夕日を見に行きましたが、とにかく寒い。
11月のグランドキャニオンは、寒いですよー!(常識?)
寒がりのくせに、ダウンを持っていかず、痛い目にあいました。。



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— posted by 千葉恒 at 03:06 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ラスベガス

妻の里帰り出産が近づき、帰国前にラスベガス~グランドキャニオンをめぐる旅に行ってきました。
子供が生まれたらなかなか行けなくなる所に、今のうちに行っておこうと思いまして。

まずラスベガスですが、ギャンブルには興味がなく、ユニークなホテルは大規模なラブホテルにしか見えず、
ラスベガスでのメインの楽しみは、シルクドゥソレイユのショー「KALink 」でした。
KAはパフォーマンスもさることながら、大掛かりなセットが印象的でした。
よくもこんなセットを考えるなぁと感心。

ラスベガス名物のバフェ(食べ放題)は初体験でしたが、あまり僕向きじゃありませんね。
10ドル分ぐらいしか食べてない気がします。。

ところで、この旅行中にアメリカ大統領選挙Link がありました。
中国に強く出てくれるだろうロムニーをなんとなく応援してましたが、
終わってみれば、オバマの圧勝みたいな数字になりましたね。

勝利宣言の演説Link には、やはりアメリカのカッコよさを感じました。
翻訳Link を一部コピペします。

「個人が夢を追い求めながらも、われわれは家族であり、浮くも沈むも一つの国家、一つの国民であるとの信念を、あなたたちが、再び是認した」
「意見の違いはあっても、われわれのほとんどは、米国の未来という希望を共有している。子供たちが最高の教育を受ける機会があり、世界に誇れる技術や発見、革新があり、良い職業や新たなビジネスがある国家だ。安全で敬意を示され、称賛される国家を子供たちに残したいのだ。」
「あなたたちの仕事も終わっていない。米国とは、われわれに何をしてくれるかではなく、みんなで何ができるかだ。米国を特別にしているのは、地球上で最も多様性のある国家を一つにする結束力だ。それが米国を偉大にしているのだ。」
「今夜、私は希望にあふれている。困難に直面しても、政治への不満があっても、いまほど未来に希望を持っていることはない。その希望を維持するよう求めたい。」

本当に上手な演説。そして ”アメリカ” らしい。。個人の自由と責任、愛国心、未来への希望。。
日本の政治ではとてもこんな格好良さは期待できないですね。


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— posted by 千葉恒 at 08:27 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

スタッフの数

以前、尾崎教授Link がUCSFに見学に来られた際に、長尾先生Link からUCSF整形外科の概要について
詳しく説明していただいたのですが、そこで僕が常々興味を持っているスタッフ数について、
以下のような興味深い数字の情報をいただきました。

1)医師の総数は90人:アテンディング40人、フェロー15人、レジデント35人。

用語の注釈ですが、レジデントは卒後1~5年目までの医師で、日本で言うところの研修医、修練医、医員などにあたります。
フェローはレジデント後に通常1年間専門的な研修を受けている医師で、日本でこれに相当するものはないかな。
アテンディングは指導医のことで、日本で言うところの教官ですね。

これをSF市内の主に3つの大学病院で分けるので、だいたい平均すると
各病院に30人、アテンディング13人、フェロー5人、レジデント12人ということになります。
これを日本と比較すると長崎大学の場合は、総数27人:教官18人、医員5人、修練医4人で、
教官にアテンディングとフェローが含まれ、医員と修練医でレジデントの仕事をやってることになりますね。

ここからが、日本との大きな違いですが、

2)整形外科専属の研究者(PhD)が計46人所属(ファカルティー6人、ポスドク、フェロー40人)

3で割ると、各病院に約15人の研究者がいます。
日本の医局は0人ですね。教官や社会人大学院生の医師が研究職を兼務しています。日本人は兼務が大好きです。

さらに大きな違いは、

3)整形外科専属のアシスタントが計120名所属

各病院に約40名ですね。受付、秘書、研究アシスタントなど多岐にわたります。
長崎大学整形外科は計5名です。何でしょう、この差は。

この、PhDと多数のアシスタントの存在は、何かを調査や開発する際に、大きな差になります。
逆に言うと、日本は今の状況でも、診療や研究のクオリティーが高いので、
研究者やアシスタントをもう少し獲得でき機能すれば、世界トップのことができるんだと思います。
問題は人件費の財源ですね。

— posted by 千葉恒 at 01:35 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

リハ施設見学

先週は Santa Clara Valley Medical Center という病院のリハビリ科に見学に行きました。

サンタクララは、サンフランシスコから南へ約1時間の、サンノゼの隣にある街です。
この街の中核的な病院である Santa Clara Valley Medical CenterLink には、日本人のリハビリ医師が勤務されており、
UCSF日本人整形外科医会の森岡先生Link が見学のコンタクトを取られ、僕もお願いして同伴させてもらました。

Kazuko L. ShemLink 医師は、UCLA卒、UCSF医学部卒、スタンフォード大学でレジデントをされ、
現在の病院で20年近いキャリアがあります。専門は、脊髄損傷患者のリハビリテーションです。
Santa Clara Valley Medical Center は、脊髄損傷専用の病棟が20床、脊髄損傷の年間入院数150人、
PT,OTなどを約100人を揃える、全米でも有数の施設です。

呼吸障害を持つ難しい脊髄損傷患者の、呼吸器から離脱などのノウハウがあり、
幹細胞移植、bFGF治験薬、嚥下障害解析や太極拳リハなど、いろんな新しい試みもされています。

Kazuko 先生は、これらの臨床研究にたいへん熱心な方で、
毎年、助成金をたくさん申請して、リサーチアシスタントの人件費を工面して、
いろんな研究に取り組んでいます。その男前な生き方には感銘を受けました。


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— posted by 千葉恒 at 02:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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