日整会総会が終わりました。留学を挟んで4−5年ぶりの参加かな。
やっぱり参加者が多いですね。どの教育講演も長蛇の列で疲れます。

自分の発表は、日本語口演と英語ポスターの2つでした。
口演の方は、発表後にシーンとなってしまいましたが、
留学中の友人に質問してもらって助かりました。ありがとうございます。

英語ポスターは、発表自体は悪くなかったのですが、
質疑応答でイマイチな自分に嫌になっちゃいました。
もっと落ち着いてしゃべりましょう。

父も整形外科医で、今回一緒に参加していて、夕食を毎晩一緒に食べたりしてます。
30年前、プロペラ飛行機をよく親子で作って、公園で飛ばしていた頃は、
現在のこんな関係を想像できなかったですね。幸せ者です。
子供が生まれると、親への視点もまた変わります。

帰りがけに、神戸市博物館でやってた北斎展に二人で寄って行きました。
たしか何年か前にもやってて、見るのは二度目になります。
構図やデザイン性、青色の使い方などが大好きです。

帰りの飛行機の機内に、パソコンの入ったバッグを忘れちゃって、
自宅まで帰ったのに、空港まで取りに行っちゃいましたよ。
優しい係員さんが、僕のために残ってくれてました。

今回の学会出張では、院内PHSを間違えて持って行ってました。
時々やるんですが、遠くではスイスまで持って行ったこともあります。
注意散漫、もっと落ち着きましょう。

日本整形外科学会総会で神戸にきています。
今回の一番のイベントは、山中伸弥教授の講演です。

山中教授は元整形外科医で、若い頃にUCSFでポスドクをされていて、
現在でも、京都iPS研だけでなくUCSFの教授でもあります。

2012年にノーベル賞を取られた時、僕はUCSFにいまして
UCSFからのノーベル賞、という扱いでもあったので、
現地では大ニュースになりました。
当時UCSFでも講演があったようですが、一般人の僕らはもちろん見れず、
今回、初めて生で講演を聞けて嬉しかったです。

2時間前から会場の一番前の席を陣取ってましたが、
ここは教授陣の予約席ですと追い出され（そりゃそうだ）
10列目ぐらいに座っていたら、入口に行列ができてるのでそこに並び直すように言われ、
まぁでも、並び直しても、いい席で聞けましたよ。（写真は禁止でした）

内容的には、実は、ノーベル賞授賞式の講演とほとんど同じでしたが、
後半に整形外科分野における応用の進捗状況を加えてお話しされていました。

僕の大好きな山中教授の言葉、Vision and Hard Work の
エピソードが聞けて感動しました。念願かないました。

うちの息子ちゃん（K-pon）は1歳4ヶ月になり、
見た目もすっかり少年風になってきました。

何をやってもかわいい。かなり天使です。

ヨタヨタしてますが、よく歩くようになってきましたし、
「ママー！」とか言うようになってきたし、
（決してパパとは言わんがな）

遊ぼう！と、膝の上に登ってきたり、
レゴブロック重ねたり、パトロールしたり、通勤ごっこしたり、
泣いたふりしたり、因縁つけてきたり、すべてがかわいい。。

出張から帰って来たとたん、やること山積で、現実世界に引き戻されていました。

パリ観光ですが、初めてのパリでしたが、ものすごい観光都市ですね。
どこを切り取っても美しい。絵になる。フランス人の美意識の高さを感じました。

あまり色々とは行けなかったのですが、個人的には、ベタですが、
凱旋門とノートルダム大聖堂が良かったですね。

凱旋門の近くのホテルに宿泊していたのですが、
昼も夜も美しいし、晴れの日も雨の日も、また違う趣があってよいです。
屋上から見わたせる放射状に広がる街路の風景も圧巻です。

凱旋門みたいに円形の交差点が、パリにはいっぱいあるんですが、
車に乗ってると、右から突進する車が恐ろしいですね。
ルールがよくわからないんですが、円の中を走っている車より、
外から割り込んで来る車が優先みたいですね。
フランス人のメンタリティー感じちゃいます。
（追記：「円形交差点には、進入車優先と走行車優先の２種類がある」らしいです）

ただ、パリは風景は美しいけど、よく見るとゴミだらけで、
地下鉄も暗くて臭くて決して良くない印象です。
物価も少々高い。1ユーロ100円ぐらいだと適切かな。

観光客が多すぎるのも困りましたね。
エッフェル塔は行列が長過ぎて、上るのを諦めました。
ルーブルとオルセー美術館は人が多過ぎて、作品を楽しめなかったです。
人が多いためか、入口のセキュリティーチェックはかなりいい加減です。

ついついツッコミを入れましたが、パリは美しい街で大好きです。
また行きたいですね。

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