08Fx

HR-pQCTによる骨折治癒の研究の第2弾の論文がアクセプトされました。
長崎大学からのHR-pQCTの研究では、9個目の論文となります。

Analysis of fracture healing process by HR-pQCT in patients with distal radius fractureLink
JBMM(Journal of Bone and Mineral Metabolism、IF: 2.31)

西野先生、おめでとうございます! 

08Fxと名付けられたこの研究は、橈骨遠位端骨折の患者さんの術後の骨折治癒過程を、HR-pQCTを用いて縦断的に観察しており、
昨年、江良先生が、その解析手法の基盤となる論文Link を出していました。

今回の西野先生の研究では、実際の症例における、骨折治癒過程を観察しており、
「骨折が治癒する(皮質骨のギャップが埋まる)には、骨折部の内膜面側における骨形成が必須である」ということが、示されています。
一方、「外膜面の骨形成、つまり外仮骨は必須ではない」という結果でした。

下図は、欠損した皮質骨徐々にが回復していく過程を示したHR-pQCT画像です。
骨芽細胞はどのようにして、ここに皮質骨に作ることを認識しているのでしょうか?骨は不思議ですね。

2020-04-30131429



— posted by 千葉恒 at 09:45 pm   commentComment [0] 

6時10時

アップをサボっていました。

コロナのせいで出張がなくて、楽なような、寂しいような日々です。
相変わらず仕事は大量にあり、たくさんの締め切りをかかえています。

最近の生活スタイルをざっくり書いてみると、、

5:30〜 起床
6:00〜 職場到着 研究業務
 論文作成 書き物など
8:30〜 臨床業務
 外来 月水金 900〜
 手術 火木 900〜 水 1330〜
1400〜 研究業務
 研究被験者の撮影や説明
 大学院指導 解析法開発やデータチェックなど
 研究スタッフとの仕事 書類処理など
1800〜 メール返信 雑務 夕食など
22:00 帰宅
24:00 就寝

ワーカホリックといえばホリックかな。

私は朝派なのですが、以前は5:00ぐらいには、すっと目が覚めてたんですが、
最近、就寝時間が遅くなって、あと、眠剤をやめたら、悪夢が多くて、、朝がきついな。

通勤路(徒歩5分)の風景をアップします。


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— posted by 千葉恒 at 09:55 pm   commentComment [0] 

第2回 ベイエリア日本人整形外科の会 OB会

昨年より始まった、ベイエリア日本人整形外科の会 OB会Link ですが、今年はZOOMを使って開催しました。

ベイエリア日本人整形外科の会は、UCSF、スタンフォード大学、サンノゼ州立大などの、ベイエリア(サンフランシスコ〜サンノゼ一帯を指します)Link の大学に勤務または留学している、日本人の整形外科医および運動器医療に携わる人たちのコミュニティで、2012年にUCSFの長尾教授、森岡先生、兵庫医大の圓尾先生と私で立ち上げた会です。

帰国後もOB同士の繋がりを大事にしたいと言うことで、昨年より、日整会総会に合わせてOB会(同窓会)Link をすることになっていました。

ところが、今年はコロナで福岡開催が中止になり、どうしようかと言っていましたが、ZOOMで集まってみようという提案があり、開催する運びになりました。

わざわざ日曜の朝に参加してくれる人がいるかな?と思っていましたが、蓋を開ければ20名以上の参加で、一人2分の近況報告や、ディスカッションで、あっっと言うまに2時間の会は終わりました。思った以上に楽しい会でした。

会の運営にご尽力いただいた、九州労災病院の鍋島先生(九大整形)、スタンフォードの宇都宮先生(九大整形)、帝京大学の石井先生(東大整形)、UCSFの森岡先生(東大整形)、お疲れさまでした!!

2020-05-10110922



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— posted by 千葉恒 at 09:39 am   commentComment [2] 

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