抄録な季節

日本で骨の研究をしている人たちにとって、2〜4月は学会の抄録作成の季節なんです。

骨形態計測学会 7月 鳥取  演題締切 3月 https://site.convention.co.jp/42jsbm/Link
骨代謝学会   7月 岐阜  演題締切 3月 https://site2.convention.co.jp/40jsbmr/Link
骨粗鬆症学会  9月 大阪  演題締切 3月 https://site2.convention.co.jp/jos2022/Link
ASBMR    9月 Austin, TX 演題締切 5月 https://www.asbmr.org/asbmr-abstractsLink

論文書きは得意ではない方ですが、抄録書きは慣れています。
書き順は以下の通りです。

1)結論
調査と解析が終わると、自然と「結論」が出てきます。
結論は「メッセージ性のあるワンフレーズ」がいいのでしょうが、ない時は「結果の要約」でもよいです。

2)結果
結論を詳細に書いたものが「結果」です。

3)方法
結果を得るためにしたことが「方法」です。

4)目的
結論の反対語が目的です。
結論が「AにおいてBはCの影響をもたらした」なら、目的は「AにおけるBの影響を調査すること」です。

抄録書きは、とても単純作業です。
背景や考察をいろいろ調べて書く込む必要はありません。

もちろん、データの収集や解析が、苦労の本体部分です。
それが終われば、抄録は気軽に構えていいかと思います。

— posted by 千葉恒 at 08:28 am   commentComment [0] 

元気にしてます

音沙汰なく、ご心配をかけているかもしれませんが、元気にしてます。

近況としては、毎週水曜の外勤が、父が不在となったことで患者さんが私に来まして、多忙となっています。
外来が毎週40人越えしており、午前では終わらず昼過ぎまで飲まず食わず。
午後は1-2例ほどの手術が入っていますが、相棒の先生(相良先生)がとても手術が上手なので助かっています。

実は来月より、大学医局からの応援が増えます。医局長(田上先生)には本当に感謝です。
外来は現在の1診から2診になるので、私の負担も減ると思います。

研究に関しては、朝派で6:00-8:00をゴールデンタイムとしていたのですが、急に朝に起きれなくなりました。
知人曰く、アンコンシャスなストレスだろうと。私は知っているのですが、それは毎晩寝る前のYouTubeの見過ぎが原因です。
ゴールデンタイムを失って研究業務が溜まり、常に債務超過の精神状態で悪循環です。

さらに、今年はことごとく助成金が採択されません。
今まで科研費は常に取得してきており、一昨年は大学から基盤Bにするようにお達しがあったのですが、不採択だったため、
今回は基盤Cで申請したところ、Cでも不採択となってしまって、ショックです。
HR-pQCTの賞味期限切れかもしれません。新たな切り口、新たな分野への挑戦が必要そうです。

あと、どうでもいい近況としては、右小指がばね指となり、患者さんの気持ちがわかりました。注射もオペも嫌だ。

ということで、元気にしてます、はウソになりますが、まぁ、最近スイッチ入ってきたので、どうにかなると思っています。


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— posted by 千葉恒 at 08:58 am   commentComment [0] 

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