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終わりと始まり

UCSF整形外科に留学していた兵庫医大の井上先生がついに帰国します。彼のブログLink は面白くって愛読者でした。関西人のユニークさと一途で実直なところがその魅力です。
最後の1ヶ月の火の付き方、施設見学や観光やしまくってブログを毎日のようにアップ。その焦り方も僕のツボでした。実はこの先1ヶ月の僕もそうなります。やり残した見学を詰め込もうとしています。。

先週末はいつもの整形外科3人組で最後のお別れ会をしました。留学の時に出会った友人は、かけがえのないものですね。ブログやFacebookに書きにくいような本音や愚痴もよく話し合います。最後に井上先生のいろんなことがわかれて良かったです。またサンフランシスコか大阪で同窓会をしましょう。(タイトルで井上先生を終わりにしちゃってすみません。)

そして今週からついに僕の後任の岡崎先生がやってきます。偶然ですが僕とおんなじ、6月28日が留学初日です。思い出すなぁ。そういえば彼はブログを始めるのかな? 情報、知識の還元は、たしか留学生の義務でしたよね。



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— posted by 千葉恒 at 11:04 am   commentComment [0]  pingTrackBack [1]

初罰金

2年間、何とかしのいできた駐禁やスピード違反などの罰金ですが、ついに受けてしまいました。

先日のサンディエゴ旅行の際、日帰りでロスに行って、ロスからサンディエゴへの帰り道、夜だったので標識がぼんやりしてましたが、Fastrac(ETC)の看板が見えました。
サンフランシスコでは日本と同じように、手渡しの料金所とETCは同じ道路内でレーンがわかれているだけなので、この先に料金所にがあるんだろうなと思っていました。ところがどうも写真のように、ここでは料金所とFastracの道路が途中から完全に分岐していて、気がついたときにはFastracの道路を走っていました。
戻って料金所に行くこともできず、「あーー」とか言って通り過ぎて、あとで請求書が来るかなぁと思っていたのですが、5.5ドルに罰金が57.5ドルもつきました(怒)。

その後、レンタカー会社からも18ドルの請求がきて、レンタカー会社が代わりに払ってくれるのかな、と勘違いし、二重支払いだとレンタカー会社に電話をかけたところ、この18ドルはレンタカー会社への事務手続き料だとわかりました。
つまり、まず違反がレンタカー会社に行って、レンタカー会社が僕らの情報をTollRoadsに送って、TollRoadsから僕に請求書が来たようですが、その際の手間賃ということです。僕の住所教えるのに18ドルって、何だよそれ。

ネット上ではやはり、全く同じ体験をしている人がいました(1Link2Link )。CA73Nを通る必要はなかったようですね。カーナビに従っていました。CA73Nを通る時は要注意です。まぁ、人生勉強。ブログのネタ代ですね。

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— posted by 千葉恒 at 07:23 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

もうすぐ2年か

渡米した当初、ブログのネタ帳に、こんなことを書いていました。

「今のところ楽しいのは週末だけです。僕は職場でのコミュニケーションに、奥さんは家籠り生活に、ストレスフルな日々です。」

ネガティブな文面で心配されると思って、アップしなかったんですね。確かにそんな日々でした。
実は今でも、職場ではうまくコミュニケーションは取れてませんが、用事を伝えることはできますし、奥さんは家でかわいい息子といつも一緒ですし、状況は良くなりました。

同僚への愚痴も書いてました。これもネガティブなんでアップしなかったんですね。

「研究仲間は大卒後の学生みたいなヤツら、いや方々で、今日はそいつら、いや彼らと、大学病院の整形外科外来へ行って、調査対象となる患者さんを探しにいきました。そいつらは当日ドクターに会うとあって、ワイシャツでいつもより緊張した面持ちでした。おい、隣にドクターいるぞ。と思いましたが、若く見える僕は、日本でもそうでしたが、全くドクターの風格がないようです。。」

その後、苦労するんですね。病院で患者を収集するだの、同意書とって、問診して、MRI撮影して、モーションキャプチャーして、、アメリカ人相手にこれを僕ができるのか?? 日本では自分でMRI撮影をしてたので、UCSFでもデータ収集からできないかと思っていましたが、MRI室で患者さんが少しパニクって、なだめたり説明したりする場面に出くわして、これは無理だなと思い、徐々にドロップアウトしたのが正直な経過です。
トランスレーショナルスタディの留学は、人に関わるので、十分な英語力がないとツラいですね。その後、僕の仕事は、データ収集後の解析過程がメインとなりました。

サンフランシスコの深い霧の写真を貼ってみます。

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— posted by 千葉恒 at 02:13 pm   commentComment [4]  pingTrackBack [0]

DDH

発育性股関節形成不全(Developmental Dysplasia of the Hip:DDH)は、乳児の股関節が亜脱臼または脱臼する疾患で、一生にわたる後遺症を残しうる重大な疾患です。その原因の一つは乳児の抱き方にあります。最近日々、赤ちゃんを抱いているので、ここでちょっと書いてみようと思います。

乳児の下肢は自然と、股関節と膝関節を曲げて広げた状態になっています。それがこの時期の股関節にとっては最も安定した肢位で、それに逆らった肢位を強制することが、DDHの原因となります。
例えば、股関節を伸ばした状態でおむつをする習慣のあった日本の東北地方やアメリカの先住民では、DDHの発症率が高かったと言われています。昨年、グランドサークルに旅行に行った時に、ネイティブアメリカンの資料館があって、そこに興味深い写真があって、それの写真を撮ってきました。たしかに足を伸ばしてグルグル巻きにしています。
日本では先人の整形外科医らの努力があって、オムツの巻き方や赤ちゃんの抱き方の指導が全国的に行われて、発症率が低下したそうです。

米国で見つけた International Hip Dysplasia InstituteLink のサイト、よくまとまっています。
Sling は日本でも一般的になりましたが、足を閉じた状態で包み込むのは良くありませんLink
Swaddling は日本でもやっている人はいるようですが、間違って下半身まで巻き込むと、これまた良くありませんLink
必ず脱臼するわけじゃないので、あまり過敏になる必要はないと思いますが、可能性を少しでも減らすことは重要です。


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— posted by 千葉恒 at 02:23 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ハッピーライフ

息子と遊んでいる時間は、(僕が)生まれてきて良かったと思えるほどで、
プニプニした手足や、抱っこしている時の感触は一生忘れたくないです。

僕の食生活も劇的に改善しました。
日本と違ってアメリカでの一人暮らしは、定食屋とかがないのでなかなか悲惨でした。

先週末はクレメント通りのCitiKidsLink でベビーカーを買って、Babies"R"UsLink でおもちゃと服を少々仕入れました。

アメリカは夏時間を採用しているので、この時期は8時半くらいまで外は明るいです。
夕方6時くらいからベビーカーに乗せて3人でキャンパスを散歩したりなんかしてます。


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— posted by 千葉恒 at 01:15 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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