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HR-pQCT 8周年

HR-pQCTLink長崎に来てLink 、まる8年が経ちました。

この間に立ち上げた研究は「54」
獲得した外部資金は「34」
英文論文Link は「23」
学位をとった大学院生Link は「10」

この機器は、病院や医学部でなく、整形外科が独自に購入したもので、
教室としては大博打でしたが、その分の成果はあったと思っています。

ただ、この多数の研究のほとんどが、いわゆる「探索的研究」なんですよね。
「やってみました」みたいな。

私も人生の折り返しを感じている今日この頃で、
Big Project は今から始めないと、人生後悔しそうです。

いわゆる「重要性の高いが緊急度の低い仕事」の代表格である臨床研究を、今の生活でどうやって進めていくか、
毎日が「きた球を打つ」で終わっていますが、タイムマネジメント含め、思い悩む日々です。

ちなみに、去年の7周年の記事Link を見ると、この1年間、全然、問題解決や目標遂行ができてないな。。

最近、独り言多し、ぶつぶつ、、


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— posted by 千葉恒 at 01:36 pm   commentComment [0] 

バースデー

今年もハッピバースデーしてもらいました。

今年のケーキLink は、私の骨折Link のレントゲン写真です。

うちのラボスタッフ、なかなか面白いことするでしょ。


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— posted by 千葉恒 at 08:52 pm   commentComment [0] 

臨床研究サマーセミナー2023 -2

今年のプログラムは下記のごとくでした。

2023年 8月5日 (土) Day-1 ーーーーーーーーーー

12:30-13:00 オープニング、自己紹介、オーバービュー 千葉 恒、坂本優子
13:00-13:25 臨床研究をこれから計画する人へ(臨床研究が働き方やキャリアにどう生きる?) 野津雅和
13:25-13:50 研究の新規性を探る(文献検索、論文の読み方、文献整理) 北島百合子
13:50-14:20 臨床研究をデザインする(CQ/RQ、PECO/PICO、研究デザインの型) 坂本優子
14:30-15:00 良質な臨床研究に必要なデータとその収集方法(A-TOP研究などから学ぶ) 蛯名耕介
15:00-15:20 データマネージメントの方法(症例登録、CRF、データ管理) 千葉 恒

15:30-16:20 グループワーク:臨床研究ブラッシュアップ

16:30-17:00 研究費獲得のノウハウ(申請書の書き方:Grant writing) 旭 竜馬
17:00-17:30 臨床研究のための統計学(入門編) 飯高世子
17:30-17:00 臨床研究のための統計学(応用編) 上村夕香里
18:00-18:30 臨床研究のための統計学(Q&A)

19:00-21:00 懇親会

2023年 8月6日 (日) Day-2 ーーーーーーーーーー

9:00-9:30 臨床研究に関する規律・法律(倫理審査、IC、AE報告、補償、COI、臨床研究法) 長尾雅史
9:30-9:55 臨床研究のチーム構築(CRCの活用) 千葉 恒

10:00-11:50 グループワーク:臨床研究を一から立ち上げる

12:10-13:10 ランチョンセミナー 希少疾患における研究立案と手法について~骨系統疾患/低ホスファターゼ症について~ 髙士祐一
13:20-13:50 論文の書き方(本文・図表)(論文作成秘話) 金子開知
13:50-14:20 論文の投稿から採択まで(雑誌選び、Response to Reviewers) 髙士祐一
14:20-14:40 セミナー振り返り、聞き忘れ最終Q&A 野津雅和、旭 竜馬
14:40-15:00 クロージング 千葉 恒

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臨床研究のスタートアップからデータ収集、解析、論文化まで、網羅的にレクチャーしつつ、
特に重要な「研究デザイン」を、2時間ほどかけてグループワークしたり(1グループ:5名+3名講師)、
「統計学」の基礎から応用まで、1時間半ほど時間をさいてみたりしました。

今年の経験を通して、来年はさらにパワーアップさせるつもりです。

来年の臨床研究サマーセミナー2024は、幕張にて、2024/08/03〜08/04に開催することが決まりました。
申し込みは2024/3からです。また近づいたらアナウンスしますね。


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— posted by 千葉恒 at 10:07 pm   commentComment [0] 

臨床研究サマーセミナー2023 -1

日本骨粗鬆症学会が主催する夏の合宿、
臨床研究サマーセミナー2023Link 」が開催されました。

10年前より始まったこのセミナーは、参加者25名が、幕張の研修施設で、
「臨床研究」のノウハウを学ぶ、一泊二日の合宿スタイルの研修会です。

今年より、私が委員長を拝命しておりまして、このセミナーの運営をすることになり、
この半年ほど、新体制となるこのセミナーの準備に尽力してきました。

今は、任務が完了し、安堵しているところです。

まず、紹介しますのは、新しい講師陣です。
これから5〜10年?ほど、毎年夏に、このセミナーを一緒に運営していく仲間です。

整形 千葉 恒  長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 整形外科
整形 坂本 優子 順天堂大学練馬病院 整形外科
整形 蛯名 耕介 大阪大学大学院 医学系研究科 整形外科
整形 長尾 雅史 順天堂大学 整形外科
整形 石川 紘司 昭和大学医学部 整形外科学講座
内科 野津 雅和 島根大学医学部附属病院 内分泌代謝内科
内科 髙士 祐一 福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学
内科 金子 開知 東邦大学医療センター佐倉病院 膠原病内科
産婦 北島百合子 長崎大学病院 産科婦人科
疫学 飯高 世子 東大病院 22 世紀医療センター ロコモ予防学講座
統計 上村夕香理 国立国際医療研究センター 臨床研究センター データサイエンス部 生物統計研究室
理療 旭 竜馬  日本保健医療大学 保健医療学部 理学療法学科

整形外科、内分泌代謝内科、リウマチ科、産婦人科、疫学、統計、理学療法学と、
骨粗鬆症の臨床研究に関連する全ての分野が網羅できる構成となっています。

講師陣が実際に会って集合したのが、本番当日だったのですが、
皆、キャラも性格もすごく良い人たちすぎて、今回これが、最も嬉しかったことでしたね。
数年後に、ものすごく口論になったり険悪になったりする殴り合ったりする可能性はゼロじゃないですがっ、
いや〜、ほんといいメンバーそろいました。


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— posted by 千葉恒 at 09:30 pm   commentComment [0] 

骨代謝学会@東京

第41回 日本骨代謝学会学術集会Link が7/27(木)〜7/29(土)に
東京、都市センターホテルで開催されました。

長崎大学(医学系)からの演題は、今回は、ちょい少なめで、

整形外科から
千葉 恒  シンポジウム HR-pQCTによる関節リウマチの骨破壊評価
千葉 恒  一般演題   DISHを有する成人男性の骨密度、骨微細構造についての検討
白石 和輝 一般演題   関節リウマチ患者における骨びらんの評価:単純X線と四肢用高解像度CTの比較

一緒に研究している、内分泌代謝内科から、
重野里代子 一般演題   ルセオグリフロジンの高齢者 2 型糖尿病の骨質への影響を HR-pQCT を用いて検討したランダム化比較試験

の合計4題でした。

この学会は、骨代謝の「基礎研究」の発表の場としての側面が大きく、私自身は「臨床研究」および「画像の基礎研究」をしていますので、
この学会の高度な話題にはあまりついていけないのですが、

今年から評議員と、Young Investigator Committeeという、若手研究者育成委員のようなものを拝命いただき、委員会に参加してきました。
お役に立てるかちょっと不安ですが、まぁ私の視点から提供できるコメントをするしかないっすね。

ところで今回の話題の1つは、日本骨代謝学会、日本骨形態計測学会、日本骨粗鬆症学会の英文機関誌である、
JBMM(Journal of Bone and Mineral Metabolism)のインパクトファクターが、3点を超え、3.3になったそうです。
私はEditorial Board をしているのですが、投稿もよくしており、今後の採択率が厳しくなるかもしれませんね。




— posted by 千葉恒 at 07:07 am   commentComment [0] 

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