午後より、京都大学の大学院生3人が、UCSF Mission Bay の見学にきました。
見学を案内するのは、南郷氏、長大整形、伊東先生、佐賀県に続き、5、6組目となります。
M先生は、兵庫医大整形外科 で脊椎外科をされている先生で、昨年7月より UCSF Medical Center に臨床留学しています。
主に、手術の見学と、臨床研究をされており「脊椎サジタルアライメント」に関する興味深い研究をされています。
このテーマは本当に興味深いですね。脊椎だけの話ではなく、股関節、姿勢、歩行、人類の進化に及ぶ壮大なテーマです。
僕もやりたいくらいですが、あまり手を広げると自滅します。当面は今の分野に集中しようと思います。
人生で1つ、大きなことは成し遂げたいを思う日々ですが、ここまで来て、それが何かまだわかりません。
M先生には、僕のラボと研究内容を見てもらい、Mission Bay キャンパスをぐるりと一周して、
整形外科医同士、積もる話をして、楽しいだけではない留学の現実を語り合って、楽しいひと時でした。。
午後からは、京都大学のウイルス研究所 の学生達がやってきました。
これは完全に偶然知り合ったのですが、先々週末に、僕が外でブログ用の写真を撮っていたら、
「撮りましょうか」と話しかけられて、それがその学生で、聞く所、京大ウイルス研の大学院生で、
プレゼン会で優秀賞をとった3人が、副賞として春休み2週間のSF語学留学券をもらったとのことでした。
「UCSFの建物の中を見れませんか」と言われて「じゃ平日においで、僕が案内するよ」という運びです。
もう僕からは「見学させてやるオーラ」が出まくってるんじゃないかと思います。
ついに、道行く京大の学生まで引きつけてしまいました。
UCSFの京大出身の知人に声をかけた所、さらにもう2人に声をかけてもらって、計3カ所のラボを見学して回りました。
僕のラボは、ウイルス研の免疫学をやっている学生達にはかなり関係ないと思って辞退しました。
最初は、J氏のラボで、結晶X線回折によるタンパク構造解析で、僕とはX線つながりで、かなり興味深かったです。
次に、O氏のラボ。ウイルスの研究で、実験用のハエが満載の小部屋が脳裏に焼き付きました。
最後は、K氏のラボで、細胞などをナノレベルで見るための超高解像度の光学顕微鏡の開発をしており、
僕とは微細なものを見たいつながりで、これまた興奮。
学生よりも僕のためになった見学ツアーでした。
見学にご興味のある方は、まだまだ引き受けますよ。。
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