展開後、手際良く椎弓を切離。Bone Saw はギブスカッターの原理で振動しながら切るタイプで使いやすそうでした。
その後、ペディクルスクリューを小西先生的に躊躇なく挿入。対側はフェローに全部させていましたが、ちょいちょい修正されていました。
ロッドを目測で曲げて接続し、アライメントをいい感じに矯正。その後、たっぷりの自家+同種骨移植。
3D-CTも撮らない主義で、ロッドの弯曲も展開後に感覚で決めるとのこと。頭の中に三次元構造がインプットされています。
2例目は、初めて耳にした手術、Vertebral Body Tethering T5-T11 (胸腔鏡下椎体テザリング)。
いやぁ、、これは、面白い手術だ。
片肺換気、胸腔鏡下に(初めて見ました)胸椎の側面を展開し、スクリューを椎体中央に1本ずつに打ち込みます。
スクリューヘッドに太っい糸を通して、テンションをかけて固定します。これで凸側の成長は抑制されます。
13歳のこの子は、今後成長していく過程で、徐々に矯正されていく予定です。やっぱり変形矯正は面白い!
藤森先生には、UCSD(University of California, San Diego)のメインキャンパスにも連れて行ってもらいました。
UCSFと比べると、大学らしくって、感じのいいところでしたね。
あとは、ミッドウェイ(空母)や、サンディエゴ・パドレスなど、サンディエゴの定番観光。
球場では僕はすでに撃沈していました。みんな体力あるなぁ。
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