卒業旅行-2

Newton先生の手術の1例目は、Posterior Spinal Fusion T3-L1。
展開後、手際良く椎弓を切離。Bone Saw はギブスカッターの原理で振動しながら切るタイプで使いやすそうでした。
その後、ペディクルスクリューを小西先生的に躊躇なく挿入。対側はフェローに全部させていましたが、ちょいちょい修正されていました。
ロッドを目測で曲げて接続し、アライメントをいい感じに矯正。その後、たっぷりの自家+同種骨移植。
3D-CTも撮らない主義で、ロッドの弯曲も展開後に感覚で決めるとのこと。頭の中に三次元構造がインプットされています。

2例目は、初めて耳にした手術、Vertebral Body Tethering T5-T11 (胸腔鏡下椎体テザリング)。
いやぁ、、これは、面白い手術だ。
片肺換気、胸腔鏡下に(初めて見ました)胸椎の側面を展開し、スクリューを椎体中央に1本ずつに打ち込みます。
スクリューヘッドに太っい糸を通して、テンションをかけて固定します。これで凸側の成長は抑制されます。
13歳のこの子は、今後成長していく過程で、徐々に矯正されていく予定です。やっぱり変形矯正は面白い!

藤森先生には、UCSD(University of California, San Diego)のメインキャンパスにも連れて行ってもらいました。
UCSFと比べると、大学らしくって、感じのいいところでしたね。

あとは、ミッドウェイ(空母)や、サンディエゴ・パドレスなど、サンディエゴの定番観光。
球場では僕はすでに撃沈していました。みんな体力あるなぁ。



IMG_0889



IMG_0737



IMG_0794



IMG_0805




— posted by 千葉恒 at 10:32 am   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0069 sec.

prev
2013.5
next
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31