シリコンバレーの課外授業

シリコンバレーで仕事をされている方々が、小学生を対象に「わたしの仕事」という内容で講演するイベントに参加してきました。
今回の講師が長崎大学脳神経外科で現在Stanford大学留学中の石坂先生ということで、メールがまわってきてから、楽しみにしていました。
 
留学前に大学野球部の先輩である日宇先生から、石坂先生のことを伺っていましたが、なかなかお会いする機会がなく、今回初めてあいさつをすることができました。
 
講演では脳のしくみ、脳梗塞や脳出血などの疾患、その治療法、そして術後のリハビリなど、小学生にもわかるよう噛み砕いて発表されていました。
 
参加していた小学生は講義の途中で手を挙げて質問していました(アメリカらしいです)。
小学生の着眼点がなかなか鋭く、もしぼくが演者なら答えに詰まるような質問をバシバシしていました(石坂先生はさらりとわかりやすく回答されていました)。
 
 
この「シリコンバレーの課外授業」を主催している方と少し話をしたのですが、アメリカでは高校生の段階で大学の教養レベルの知識を一通り勉強すると言われていました。
日本の教育では習得時期が全体的に遅く、小学校低学年から教える内容を多くしないと競争に負けてしまうとのことで、教育を前倒しにする必要がある(極端なことをいうと0歳からの教育が重要)と考えていらっしゃるようでした。
 
個人的に小学校での英語教育導入に反対でしたが、留学して英語地獄を経験して(現在進行形)、小学生のうちから英語を習っておく方がいいのかなと考えるようになりました。
のびのび育てつつ、幼少期からの教育にも力を入れるとなると難しいなと思ってしまいました。
 
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— posted by 佐田潔 at 10:00 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ゴルフ

UCSF留学中の先生方に誘っていただき、ゴルフに行ってきました。
 
車で10分ほどのところにあるTPCハーディングパークというゴルフ場で、今年5月にはマッチプレー選手権が行われた名門コースです。
 
ゴルフコースを回るのは去年の秋以来で、クラブを握るのも久々でした。
ぼくのゴルフの師匠(五島中央病院の検査部長の先生)から教えていただいた『体幹でスイングする』を前日に繰り返しイメージして臨みました。
 
前半は暑くもなく、寒くもなく、快適なラウンドでした。
しかし後半は霧雨で、すっかり体が冷えてしまいました。
視界も不良で、打ったボールを探すのに苦労しました。
 
日本のゴルフ場とは違うなと感じたことがいくつかあったので、列挙したいと思います。
・両サイドが広く、距離感がつかみにくい(距離感がわかっても正確にショットすることはできません)
・ラフが深い(たくさん芝を刈ってきて、左母指が痛くなりました)
・カラスではなくアヒルがいる(人やボールがきても逃げません)
 
今日はドライバーがスライスばかりで、短いパットもなかなか入らず、スコアは107でした。
ここは練習場もあるようなので、週末にまた来て、練習したいと思います。
 
 
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白いクロップドパンツを履いていったら、「野球しに来たの?」と言われました
 
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— posted by 佐田潔 at 09:00 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

熱波襲来

おとといこっちに戻ってきてびっくりしました。
長崎よりも暑い。
 
昨日の最高気温を調べてみると33℃でした(9月のSan Franciscoの平均最高気温は23℃のようです)。
いつも吹いている風もなく、じっとしているだけでも汗をかきます。
天気予報によると気流が南下しているためで、あと数日はこの天気が続くということです。
 
普段はクーラーが効きすぎるラボでダウンベストを着ています。
外に出ると暑くてTシャツになっていますが、温度差があまりに大きく、体がおかしくなりそうです。
 
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— posted by 佐田潔 at 06:12 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

一時帰国終了

あっという間の9日間でした。
6月の留学開始直前は引っ越しや市役所などでの手続きに追われ、ほとんど実家でゆっくりできなかったですが、今回は両親と話をしたり、くつろくことができました。
 
留学開始から3か月しか経っていない段階で一時帰国することに抵抗はありました。
しかし、結果的に長崎に戻って本当によかったと思います。
 
①放射光CTの解析ができた
②HR-pQCTの撮影に参加できた
③2年後を考えるようになった
 
ある程度予想した通りの結果がでました。
貴重な週末の時間を使って、ご指導してくださった千葉先生、本当にありがとうございました。
まずは日本語で論文作成に取りかかります。
 
千葉先生と肘関節の試験撮影を行いました。
前腕遠位や下腿遠位とは異なり、撮影部位周囲を十分に固定することが難しく、motion artifact(被験者のわずかな動きで生じる画像のブレ)が出てしまいました。
体位を何度も調整し、ようやく納得のいく画像を撮影することができました。
5分程度の撮影時間ですが、その間、撮影部位が動かないように集中するのは大変でした。
 
医局で仕事をされている先生方を見ていて、ふと考えました。
3か月、完全に臨床から離れていますが、2年後留学を終わるときには間違いなく長崎に戻って臨床医として働いていると思います(研究も継続しながら)。
そして、その時は医師10年目になります。
後輩を指導したり、ある程度専門分野に特化して仕事をしていく必要があるかもしれません。
臨床だけでなく、研究でも10年目に見合った知識や技術などが要求されてくると思います。
2年間の留学生活をがむしゃらにやっていくことも必要ですが、頭の片隅に2年後の自分をイメージして準備をしておくことも必要かもしれないと思いました(2年先を考える余裕がないのが現状ですが)。
 
また年末に帰るつもりです。
今回できた論文作成などの宿題を片付けてきたいと思います。

— posted by 佐田潔 at 07:14 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

実家生活

3か月ぶりの実家です。
 
実家は諫早の田舎にあります。
高校卒業するまでの18年間と3年前諫早総合病院に勤務していた1年間は実家生活でした。
 
家のまわりには山があって、川があって、田んぼがあります。
今は緑の稲穂がカーペットみたいに一面広がっています。
San Franciscoにはない光景です。
 
向こうでは張りつめた緊張感の中で毎日生活しているような感じですが、実家ではくつろぎモード全開です。
父親とビールを飲みながら、テレビで野球観戦したりしています。
 
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— posted by 佐田潔 at 09:31 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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