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プレゼンテーションソフト「Prezi」

 森岡先生(東大整形外科)からのご紹介で,プレゼンテーションソフトウェアのPreziのワークショップがありました.
 プレゼン用のソフトといえばMicrosoftのPowerPoint,AppleのKeynoteが定番だと思います.Preziはまだ日本ではあまり知られていませんが,アメリカではシェアを伸ばし,学生のプレゼンでもよく使用されているそうです.
 集まったのはUCSF日本人医師の集いのメンバー10人.Preziの奥田さん(来月出産だそうです)からソフトウェアの操作説明をしてもらった後,ひとりひとり自己紹介をPreziを使って行うというものでした.PowerPointは1ページ1ページ,スライドを作るというものですが,Preziは1枚の大きなポスターを作り,話をする部分を拡大して見せていくという感じです...うーん,言葉ではやっぱり伝わりませんね.実際はこのページLink を見てもらったほうが早いと思います.工夫次第でかなりかっこよく作ることができそうです.個人的にはPowerPointよりもPreziの方が楽しみながら作ることができました.
 まだまだ日本の学会でPreziを使って発表できるところは少ないと思いますが,「見せ方」という点で,これからスライドを作る際の参考にもなりました.
 大学のメールアドレス(ac.jpなど)を持っていれば,Educationライセンスを取得することができ,Web上でソフトを使う分には無料です.興味がある方はEducationライセンスを取得してみてはいかがでしょうか.


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— posted by 岡崎成弘 at 10:46 pm   commentComment [1]  pingTrackBack [0]

UCSF日本人整形外科の会

 久しぶりにUCSF日本人整形外科の親睦会がありました.7月に千葉先生の送別会以来,3ヶ月ぶりです.
 メンバーはSFGHの長尾先生,UCSF Neurosurgeryの森岡先生(東大),Kaiser Permanente SF medical centerのOrthopaedics technicianである樋口さん,そして今回からSan Mateoでカイロプラクティックを開業している小池さんがメンバーに加わりました.場所はSan MateoのYu-Rakuという日本食+中華のお店でした.
 
 アメリカの医療事情について話が聞けてすごくおもしろいです.
 樋口さんは,骨折の患者さんのギプス巻きの専門家で,いろいろな工夫をしてギプスを巻いているそうです.こっちでは医師がギプスを巻くことは少ないそうです.ぜひ一度,施設見学をお願いしたいと思っています.
 小池さんは2ヶ所で開業しているそうで,すごくバイタリティのある方だと思いました.今後ともよろしくお願いします.
 今後は講師の先生をお招きしたり,症例を持ち寄ったりして,勉強会も定期的に行う予定です.

  写真はYu-Rakuのマスターにも入ってもらいました.
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— posted by 岡崎成弘 at 11:59 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

2013 OTA Annual Meeting

 10月10日,サンフランシスコ空港で宮本俊之先生と合流して,アリゾナ州のフェニックスで開催されたOTA (Ortopaedic Trauma Association)の学会に参加してきました.その名の通り,外傷の学会です.
 宮本俊之先生とサンフランシスコ空港で合流しました.フェニックス空港までは約2時間のフライトです.
 さすがアメリカの学会は規模が大きいですね.今回は講演会場が基本的に一つなので,全員が大きな会場に入る形式でした.あれこれ迷わずにすむのでこれもいいかなと思います.ハンズオンもあり,私達は膝関節と足関節のSpanning創外固定のセッションに参加しました.このセッションの講師は,宮本先生が留学していたCampbell Clinicの先生でした.ハーフピンを中足骨ではなく楔状骨に刺入する方法も教えてもらい,大変勉強になりました.臨床からほとんど離れてしまっているので,今回の学会参加は眠っている知識を呼び起こすいいリハビリになりました.
 
 10月12日はグランドキャニオンに行く予定でしたが,アメリカの新会計年度の暫定予算案が成立せず,国立公園が閉鎖されるという事態になったので,急遽セドナに行くことにしました.セドナはパワースポットとして知られているそうです.フェニックスでレンタカーを借りて,車で2時間くらいで着きました.大地から強いエネルギーが出ている場所をボルテックスと言うそうですが,4ヶ所有名な場所があります.4大ボルテックスのうち,とりあえず短時間で登ることができるエアポートメサとボイントンキャニオンに行くことにしました.
 セドナの土は赤く,空の青と森の緑のコントラストは本当にきれいでした.写真ではなかなかその迫力をお伝えできないのが残念です.エアポートメサは下の駐車場から10分程度,ボイントンキャニオンのカチーナウーマンは歩いて20分くらいで登ることができておすすめです.いわゆる「パワー」を感じることは私にはできませんでしたが,すばらしい景色を見て,新鮮な空気を吸うだけで元気になったように思いました.
 今回は1日だけの滞在でしたが,ゆっくり回るなら2〜3日いてもいいかなと思います.宮本先生から「全部回らずに少しやり残したおいた方がまた来たいと思える」という格言をいただいたので,あと2つのボルテックスはまたの機会に取っておこうと思います.
 セドナのことを教えてくれた福原先生ご夫妻に大変感謝しています.

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— posted by 岡崎成弘 at 04:38 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

修練医SF研修 四人目

 荒木先生が2013年10月5日から研修に来ました.長崎大学整形外科の修練医のサンフランシスコ研修は今回で4人目です.後半はアリゾナ州フェニックスに移動してOTAにも参加予定です.
 今回も私の職場の見学以外に,長尾先生にお願いしてSFGHの見学を,森岡先生とS先生にはラボ見学をさせていただきました.いつも本当にお世話になります.親睦会も楽しかったですね.
 UCSFの早朝講演会(グランドラウンド)にも参加しました.症例検討会で発表しているのはレジデントだと思っていましたが,長尾先生に聞くと,なんとmedical schoolの学生とのこと!質問にもスムーズに答えることができるし,学生の頃からこんなにプレゼンが上手なんて….UCSFに研修できている学生は,UCSFのレジデントに採用されるために必死なんだそうです.
 大学生の頃,自分ではまあまあ勉強したつもりでしたが,レベルの違いを実感しました.アメリカの医学教育は本当にしっかりしていて,見習うべきことは多いようです.


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— posted by 岡崎成弘 at 10:12 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Kick-Off Dinner

 こっちで職場の人たちとの飲み会はあまりありませんが,今度始まる関節症のプロジェクト主催の飲み会があったので,参加してきました.
 場所はHouse of Prime Rib.人気のステーキ店です.女性の顔くらいの大きさのステーキが出てきます.
 15人くらい参加者がいましたが,出身国はなんと10カ国(アメリカ,メキシコ,カナダ,ドイツ,スペイン,イタリア,オーストラリア,インド,中国,日本).すごく国際的な飲み会でした.
 普段,職場の人達の会話は仕事の話であればなんとかわかるんですが,彼らが話す日常会話はほとんど理解できないので,正直参加する前はものすごく胃が痛い状態でした.ほろ酔いになって思い切って話しかけたらみなさん親切で僕のつたない英語も一生懸命聞いてくれて,打ち解けることができたかなと思います.飲みニケーションって大事ですね.

 ちなみに…,アメリカのステーキは赤身ばかりで焼かないと生肉を食べている感じになるので,僕はいつもwell doneにするんですが,みんなから「ホントに?正気か?」と言われました.実際に料理が来てみると「それおいしそうだな.今度well doneにしてみようかな」と言っていました.


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— posted by 岡崎成弘 at 11:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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