訪問先は、昨年までUCSFに留学していた大阪大の藤森先生が、現在留学しているRady Children's Hospitalです。
小児側弯症治療で有名なPeter O. Newton 先生の手術見学をさせてもらうのが主な目的です。脊椎が専門ではない僕にはもったいないぐらいの手術見学でした。
Rady Children's Hospitalは米国屈指の小児専門病院で、小児病院としては大きな病院で、こども向けに明るくてカラフルで、ちょっとリゾート施設みたいな感じでした。
米国では小児の肥満が問題ですが、なぜか院内にはマクドナルドがあり、そこの矛盾はいいの?って突っ込みいれたくなります。病院の隣にはマクドナルド氏が寄贈した患者の家族用の宿泊施設があり、なんだかアメリカ的です。。
カンファランスに参加させてもらいましたが、例によってすごい早朝、6時半からの開始です。
カンファは、術前カンファ、症例検討、ミニレクチャーで構成されていました。
関心なのは、術前症例の1症例ごとに、関連する論文のサマリーも発表させていたことです。
1症例につき4−5枚ぐらいのスライドを作らせており、患者病歴 → 画像 → 論文サマリー → 論文図表 みたいな感じで、計10症例ほど発表していました。レジデント、フェローは1症例につき1つ論文を読み込まねばならず(つまり毎週10論文ぐらい発表)、しっかり教育されている印象です。
ちなみに夕食は、サンディエゴで有名な太田寿司でウニなどを食べてきました。
僕たち日本食に飢えています。次回に続く。
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