日本の科学力は今なお世界トップレベルですが、それは主に基礎研究であり、
臨床研究、つまり病院で行われる研究はトップレベルとは言えません。
日本の医師は医療行為が仕事であり、リサーチの専門家ではなく、
それで給料をもらっているわけでもありません。リサーチを頑張る必要はないのです。
ただ、どこかで築き上げられた知識を学んで実行するだけなら、医学部は医師養成専門学校あり、
僕自身は長崎大学から世界に新知見を発信したいという思いがずっとあるわけです。
このセミナーは、臨床研究のノウハウを学ぶ、一泊二日の合宿でした。
研究の仕方を教えてもらうなんて、ほとんどの研究者は、実は経験がないんじゃないでしょうか?
多くの人が独学。僕も独学で実践してきて、自分なりのやり方を築き上げてきました。
ここに来て、多くの先輩達からレクチャーを受けると、自分の強みと弱みがはっきりわかって良かったですね。
僕は研究ネタに困った事はありませんし、そのデザインも概ね問題ないと思いますが、
インパクトのある事をしてませんし、統計手法にはまだまだ勉強の余地がありそうです。
色んなことが確認できて良い機会でした。
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