毎年、増大傾向のこの学会。今年は初日から1000人越えの参加者でした。
今回はシンポジストで発表させてもらいました。
シンポジウムのテーマは「骨密度と構造を年齢・性差から考える」で
僕に与えられたテーマは「皮質骨構造の加齢変化と性差」でした。
骨の加齢による変化は、性別によっても大きく異なり、そして皮質骨と海綿骨では異なる動きを示します。
僕の結論としては、
1)男性より女性が、変化がダイナミック(もちろん、閉経というイベントがあるので)
そして
2)海綿骨より皮質骨の方が、実は変化がダイナミック
女性は閉経後にCortical Porosityが増加し、骨強度が著しく低下します。
これはHR-pQCTでしか評価できませんので、私達の今後の研究は、とても重要なものになると思っています。
今回、僕を選出していただいた、伊東昌子先生に感謝いたします。
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