メーカーやスペックに悩みましたが、今回は「どんな感じか試してみよう」
という部分が大きかったので、エントリー機種にしました。
しかしその値段の安さにびっくりしました。17万円です。
すごい時代ですね。これで15cm大までプリントできます。
今後、研究・臨床の両方で利用しようと思っています。
写真は巨大な骨欠損を伴った骨盤の臼蓋ですが、手術の際にどのように
その欠損を補填するかを、模型でシミュレーションすることができます。
この値段で、これだけのものが作れるなら大したもんです。
しかし、問題点もありまして。
1)CT画像から3Dプリンタに読み込ませるファイル(stl)に加工するのがまぁまぁ面倒
私たちは幸いソフトウェアを持っていましたが、ない場合はその費用もかかります。
2)垂れ下がった構造物をうまくプリントできない、そのために一手間かかる
中に浮いたものをプリントできないのと同じ原理です。
3)ランニングコスト(インク代)
6500円のカートリッジ2つ(2色)が、3〜5回でなくなります。
1つの物体に3000円くらいはかかるということです。これは安いと思いますけどね。
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