07PTH -1

私たちHR-pQCT研究グループ(RiBSLink )からの、第18弾の論文がアクセプトされました。

Randomized controlled trial of daily teriparatide, weekly high-dose teriparatide, or bisphosphonate in patients with postmenopausal osteoporosis: The TERABIT study

Bone(IF 4.398)にアクセプトされ、PDFがフリーでダウンロードできるのですが、、まだダウンロードしないでください!

この研究は、2016〜2020年に当科で行われた、テリパラチド連日製剤(フォルテオ)、テリパラチド週1回製剤(テリボン)、ビスホスホネート製剤の無作為化臨床試験(RCT)で、私のキャリアの中でも最も重要な研究の1つとなります。

まぁ、とんでもなく苦労した研究でして、倫理委員会、エントリー、脱落、画像解析、統計解析、リビジョン攻防、全てにおいて、苦労の記憶しかありません。
そして、現在も、最終PDFの作成でエラーが発生し、雑誌社と大攻防してます。

HR-pQCTのデータは、多数のパラメーターがあり、表は大きなものになりがちなのですが、
下記の画像のごとく、とんでもない縦長の表が作られてしまい、それがPDFになって公開されてしまいました。

下の図、見えますかね? 2列におよんだ縦長の表が。とっっても読みにくいんです。
しかしよくもまぁ、こんな表を作りますよね。2列にまたがるぐらいなら、最初から2列分使えよな。

2022/4/12、PDFの公開当日に気づいて、すぐさま雑誌社に、訂正の依頼をしました。ここから、長〜い闘いが始まります。
特に留学経験のある方ならよくおわかりと思いますが、こういう時の対応はとんでもなく怠惰なのです。

2022/4/12 訂正依頼のメール → 返事なし
2022/4/13 再度メール → 返事なし
2022/4/14 「担当者に転送します」の返事 しかし、担当者からのメールなし
2022/4/15 再度メール → 返事なし
2022/4/18 再度メール → 返事なし
2022/4/19 再度メール → やっと返事が来る!(嬉)データを送れと言われ送る。
2022/4/20 2-3日で訂正するとの返事(嬉)
2022/4/22 訂正されてないため、再度メール → 返事なし
2022/4/25 訂正されてないため、再度メール(ついに怒りメール) → 謝罪の返事くる
2022/4/28 訂正されてないため、再度メール
2022/4/29 2-3日で訂正するとの返事(疑心)
2022/5/2 訂正されてないため、再度メール
2022/5/4 2-3日で訂正するとの返事(疑心)

2022/5/9 ついに縦長の表が訂正される!!(下図) と思いきや、訂正依頼してない表が、なぜか誤訂正されている。
2022/5/9 怒りメール(2回目)
2022/5/11 謎の回答をされる
2022/5/12 勘違いを訂正する
2022/5/13 謎の回答をされる
2022/5/13 勘違いを訂正する → 理解した模様、データを送れと言われ送る
現在に至る

書いててイライラしてきました。
表が5つあるのですが、縦長だった表3〜5は解決。表2は未解決。表1は誤訂正、の状態です。
今週も催促メールをせんといかんのかい。

知人からの知らせを聞く限り、この1ヶ月の間に、間違ったPDFがかなりダウンロードされている模様。
「画竜点睛を欠く」とはこのことだ。気が晴れない、、

2022-05-1672538




2022-05-1682340



— posted by 千葉恒 at 07:13 am   commentComment [0] 

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