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学生さんの質問

追記です。

本学の学生さん(教育学部や経済学部)からのご意見で面白かったのが、「ステロイド薬が骨粗鬆症を引き起こすとのことですが、骨粗鬆症を起こさないようなステロイド薬が開発されれば良いと思った。」
すばらしい発想ですね。考えたこともなかったんですが、そんなステロイド薬はない?ですよね。
ステロイドではないですが、炎症性サイトカインのみをターゲットにした生物学的製剤は、その答えの一つになるかもしれませんね。

他は、「若年性の骨粗鬆症」や「将来の骨粗鬆症を予防するために若いうちからできること」といった質問が多かったです。自分の身になって考えたことでしょうか。
来年はピークボーンマスLink の概念を、きちんと説明しようと思いました。要は、成長期における、栄養・運動状態が、骨の一生を(ほぼ)決める、ということです。そういう意味では、成長期でスクリーニングすることは意味があることかもしれません。

さらに追記。

約20年ぶりに、学食で昼食を食べてみました。学食の風景、意外と変わってない!
348円で定食が食べれて感動した、、


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— posted by 千葉恒 at 10:44 am   commentComment [0] 

長い1日

ラスベガス+サンフランシスコ出張から帰ってきて、一番気になっていた木曜日を乗り越えました。

朝からTHAの執刀 + 昼から本学キャンパスで学生講義 + 午後から両側TKAの執刀 + 夜から講演会の演者
、、そんな予定を組んだ自業自得なんですがね。

手術は同僚の多大なサポートのもと、いい仕上がりになりました。最近、助けられてばかりで、お手伝いできてなくて申し訳ないです。

本学の学生講義は、去年と同様Link 、まったりとした雰囲気で、私が身を削った講義とは知る由もないでしょうね。
学生側としても、すごく興味があってお願いした講義でもないわけで、どちらかというと、私が好きで講義してる、と思ってるかもしれません。
こちら側としても、そんな興味がないだろうな〜と思いながら講義してるわけで、世の中にはそんなWinWinならぬLoseLoseがいっぱいあると思われます。
まぁでも、実は嫌いじゃないんです。小テストの自由記載欄に、面白いフィードバックをたくさんいただきました。

夜は、長崎市内の「骨の健康を考えるフォーラム」という講演会で、伊東昌子先生に座長をしていただき、内科の相良先生と一緒に講演をさせてもらいました。
伊東先生の座長は、僕としてはかなりの安心感があります。何回かあったアイコンタクトが、全て、暗くてよく見えてなかったとあとでカミングアウトされましたが。
人が集まるのか正直心配していましたが、一応の参加数があり、ほっとしました。参加していただいた市内の先生方に感謝です。準備をしていただいたファイザーの服部さんと東さんに御礼申し上げます。


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— posted by 千葉恒 at 10:45 am   commentComment [0] 

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今回も、Majumdar教授と研究のミーティングをしてきました。HR-pQCTのSpecialistである、Burghardt も同席です。

長崎大学で進行中の多くの研究プロジェクト、研究グループ(RiBS)の人材と予算、抱えているいくつかの問題などについてプレゼンしました。
今回は思いの外、厳しいコメントもねぎらいもあまりなかったですね。おそらく私の動きが、Majumdar教授の想像通りにいっていたのではないかなと感じました。
今後も定期的にミーティングをして、共同研究も含めて、関係をつなげていきたいと思っています。

一方、このブログで報告する大事な事がありまして、、実は随分前から決まっていたことではあるのですが、
私から、岡崎先生、佐田先生と、3代、6年間つづいた、長崎大学整形外科のUCSF留学ですが、今月で終了することになりました。

将来的に再開を検討していますが、現在のところは不透明な状況です。今後の留学のあり方を、少し考え直す必要があるのかとも考え始めています。
あまりラボの役に立っていなかった私たちを、ここまで優しく受け入れてくれていたMajumdar教授に、心から感謝しています。


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— posted by 千葉恒 at 01:39 am   commentComment [0] 

OARSI@Las Vegas -2

長崎からは、私と岡崎先生の2人がポスター発表をしました。
「膝OAの軟骨下骨の構造変化を、HR-pQCTで解析する」という内容で、一応、世界初で、Limitationも多いのですが、膝OAの軟骨下骨の骨微細構造の変化を見るには、理論上は最も優れた方法と考えられます。

注目度はなく、人が集まることもなく、何人かに写真は取られていましたが、質問もヨーロッパ人から撮影の仕方について質問がちょっとあったぐらいだったな。

Las Vegasは3回目でした。今回はちょっと郷愁の旅みたいな部分もあって、前回は留学中にLink 妻と2人で来て、ベラッジオの噴水見たなーとか思って、写真を撮ってみたり、ここでランチ食べたなーとか思って、そこでランチしたり。

カジノには全く興味がなくて、触れもせず、ショーにも結局行かずでした。Elton John が年中ショーをしていて、ちょっとだけ行きたかったのですが、ほんの数日前に病気で帰国Link したみたいで全キャンセルになっていました。

そういえば、前回はなんとも思わなかったトランプホテルが、今回は気になりましたね。学会の開催中に、北朝鮮が日本海にミサイルを打って、CNNのbreaking news で、「North Korea が Sea of Japan に missile を launchした」って、やっぱり「Sea of Japan」ってのが効いてて、日本のかなり近くに打ってると思われてるかもしれません。日本と戦争する気じゃないか、と思われてるかも。


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— posted by 千葉恒 at 03:10 pm   commentComment [2] 

OARSI@Las Vegas -1

OARSIで発表するためにLas Vegasに来ています。

OARSIは変形性関節症(osteoarthritis:OA)の国際学会で、毎年春に、北米と欧州の持ち回りで開催されています。今年は北米の番で、Las Vegasでした。

9年前のローマから参加しており、OAの最新研究と新薬のアップデートが目的ですが、、とにかく、いい薬が出ない、、
Osteoporosisで言うところのビスホスホネートのような break throughが、OAの世界ではいつまでたっても出て来ないんですよね。

今年の注目は、新しいDMOADsである、wnt signal inhibiter でした。
今まで多くのDMOADsが、Phase3までには消え去りましたが、この薬はどうなるでしょうか。

今回、Phase1の結果が披露されましたが、、微妙、、

PainとFunctionが改善、Joint space width が単純X線でほんのちょっとだけ改善したかも、という結果のみでしたが、、
短期的にPainは減らせるんです。それはプラセボでも減るし、痛みを減らしたければ、cox2 inhibitorとかを併用すればいい話です。
大事な事は、これが本当に disease modify なのか、ということで、できれば、構造変化、つまり、軟骨が少し増えたとか、軟骨下骨の構造が改善したとか、滑膜炎が減ったとか、そういう証拠を示してほしいところですが、、なぜかMRIを評価項目に入れてない。。

ここは古巣のMQIRやSYNARC(BioClinica)の出番だろ、と個人的には思うのですが、とにかく、そういう評価をしていません。Phase1や2ぐらいまでなら、Nも少ないから、やればいいと思うんですが。単純X線伸展位のJSWのあやしい結果だけ見せられて、誰が信用するのかな。

一方、良い点だなと思ったのは、wnt signal inhibiterですがバイオではないようで、安価である可能性。加えて、6ヶ月に1回の注射のようなので、患者さんへの負担が小さいこと、ですかね。
KL-3の初期(KL3も幅広いですから)までに早期発見して、病型を確認して、この注射+cox-2 inhibitorのセットで治療開始、というのはアリかもしれません。

早速、訂正!)MRI評価もしてました。失礼しました。BMEには効果なし、としか書いてません。軟骨評価などをどこまでしたのかは不明です。Phase2からはMRIは無しだそうで、構造変化は、結局わからずじまいになるのかな。

さらに、追記)UCSFのMajumdar教授から情報をもらいました。Phase1ではやはり軟骨評価はしてないみたいです。しかしながら、治験とは別に、UCSFが軟骨評価の研究を受託しているそうです。さすがです。

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— posted by 千葉恒 at 09:55 pm   commentComment [0] 

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