サンフランシスコに住み始めて2ヶ月が経ちました。
アメリカ生活自体はだいぶ慣れてきました。
道も覚えて運転も慣れましたし、買い物はカードで払えばいいだけなので問題ありません。
職場の方は、、ちょっっとだけ慣れてきました。
もちろん議論を完全に理解することもできませんし、未だ簡単なことも伝えられません。
あと、何もわからない僕に、周りがだんだん慣れてきたところもあります。
この研究室で僕は初めての日本人ポスドクだったようで、唯一の整形外科医でもあり、
おまけに英語も話せず、周りもどう扱えばいいのか困ったと思います。
(以前、日本人研究者がいたのですが、16歳からアメリカ在住とのことで、僕のようなケースは初めてと言われました)
昨日は ”Imaging Research Symposium” と題した、UCSFの基礎放射線科の中でのミニ学会みたいなものがありました。
僕らで言うところの懇話会みたいなもので、脳や循環器、癌などの画像解析グループと合同で
(臨床放射線科や整形外科は参加していません)、研究の発表会がありました。
前半は口演発表、後半はポスター発表、というプログラムで、最先端の脳科学のイメージングが印象的でした。
DTI(Diffusion Tensor Imaging:拡散テンソル画像法 )などが近年のトピックスです。
最近、末梢神経のイメージングにも興味を持ち始めています。
末梢神経の走行や異型が術前に分かっていれば大変役に立ちますし、原因不明疼痛の診断にも有用かもしれません。
話は変わりますが、今日家の近くの消火栓にクルマがぶつかって、大噴水になっていました。
消防車がやってきて、止まったときは周りから拍手が起きて、ちょっとしたショーを見てるみたいでした。
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