日本股関節学会

日本股関節学会での発表のため広島に来ています。
広島には10年以上ぶりに来たような気がします。いい街ですね。

この学会は、研修医時代と留学時代を除くと、ほとんど来ている常連学会です。
久しぶりに全国の股関節外科の知人達と再会することができました。

この学会は増大傾向で、会員数は2500人、今年の演題数は800、参加者は2000名近かったそうです。
股関節だけでよくこれだけ集まれるなぁ。

基本、OA、ION、骨切り、THAですが、
最近の流行といえば、FAI・股関節鏡と、THA前方・前側方アプローチでしょうか。

長崎にいると、学会イコール飛行機移動ですが、今回は久々の電車での移動でした。
一口感想。
・新鳥栖駅、えらいところに建てたなぁ〜
・そういえば、白いカモメNGやった、酔った、、

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— posted by 千葉恒 at 10:24 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

ごぶさたしてます。
最近、5つの締切に追われています:学会スライド(股関節学会)、学会抄録(OARSI)、ミーティング(HR-pQCT)、論文リビジョン(HR-pQCT)、論文投稿(骨切り術)、、

サンフランシスコにいたころより、かなり早歩き、注意散漫です。

先日、人生史上最大の虹を見ました。よく見ると、二重(二本)なんです。
みんなで大騒ぎして、写真をとりまくってました。
いいことあるかな?


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— posted by 千葉恒 at 06:53 am   commentComment [4]  pingTrackBack [0]

HTOオペ見学

変形性膝関節症の手術治療の1つである高位脛骨骨切り術(HTO)は、脛骨近位部を骨切りして外反矯正することで、O脚を是正し関節痛を改善する手術ですが、近年、インプラントの改良とそれに伴う成績の安定化により、再注目されています。

先月は、HTOに感心のある全国の整形外科医の集まりがあり、当院の米倉先生と木寺先生と3人で参加してきました。

さらに先週末は、年間100例近くHTOを行っている横須賀市民病院に、当院の米倉先生と、長崎労災病院の宮路先生の3人で見学に行きました。

手技が洗練されており、鷲足、MCLの処理、後方皮質の骨切り、アライメント設定、骨棘移植など、勉強になる点は多かったです。

また、夜は食事会を開いて頂き、HTOやTCVOに関する熱いディスカッションをかわりました。次回は横須賀の先生達が、長崎に見学に来たいと言って頂きました。

日本中のいろんな病院がいろんな工夫をしており、日本中のいいところを合わせたら、もっといい治療体系が作れると思います。機会があれば、今後も病院見学をできたらと思っています。



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— posted by 千葉恒 at 03:26 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [1]

研究者に年俸制

以前は目にも止めなかっただろうニュースですが、

政府、トップ研究者に年俸制 理研など新法人移行でLink
<政府は世界でもトップ級の研究開発を担う機関を新たな法人体系に移行し、処遇や評価方法を大幅に見直す制度の概要をまとめた。研究者の意欲を高めるため成果を反映しやすい年俸制を導入し、研究の期間や内容に合わせて予算の配分や機器の調達を弾力化するのが柱。理化学研究所や産業技術総合研究所などを対象とし、世界の技術革新をけん引していく環境を整える。>(日経新聞Web版より)

日本の研究者は成功しても生活が超リッチになれるわけではないので、多くは企業に進み、一部は大学や研究機関に残って、教官業務と両立しながら地道に研究を続け、一部は海外に流出しているんだと思います。

今回の試みは、結局は一部の人間しか関与せず、肝心の中堅どころや地方大学は苦しいままかもしれませんが、今後、少しずつ変わっていくかもしれませんね。

— posted by 千葉恒 at 02:31 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

学会はしご

先週末は三泊四日の東京出張。

研究関連のミーティングと、SF時代の旧友との再会、最小侵襲整形外科学会Link と、日本人類学会Link への参加をしてきました。

最小侵襲整形外科学会は、整形外科における低侵襲の技術を追求する学会で、今回初めて参加しました。一度は来てみたいなと思っていたんですよね。
ハンズオンセミナーがあり、人工股関節の低侵襲手技である MIS Anterolateral Approach THA と、超音波ガイド下穿刺 について学んできましたが、いずれも有益でした。

人類学会は、ヒトの進化を学問する学会で、これは仕事抜きの完全に趣味の世界です。僕は以前から骨の進化に興味があり、この学会には行ける時は参加することにしています。
今回は、ヒトの歩行と、サルが二足歩行している時の歩行と、最新のヒューマノイド(ロボット)ができている歩行を、その関節角度、床反力、関節モーメントなどのグラフを3つのスクリーンに映写して比較しながら二時間ディスカッションするという、かなりマニアックなシンポジウムがあって、これはおもしろかったですね。
明日からの診療には全く役に立ちませんが、僕の知的好奇心は満たされました。

ちなみに会場は茨城県つくば市でして、初めて行きましたが、僕的にはツッコミどころ満載の街でした。僕の敬愛する後藤先生(留学中)の第二か三ぐらいの故郷と思われます。筑波大学のグラウンドの東門から出た所にある国立科学博物館の分館みたいなところが会場でした。

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— posted by 千葉恒 at 10:08 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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