11/20(日)はいとこの結婚式でした。
彼は仲のいい従弟の一人で、歳の差は3つで、小さいころ同じ街に住んでたので、よく遊んでました。
こころが優しくていい奴で、僕にとっては(勝手に)弟みたいな存在です。
帰国中に、気になっていたインフルエンザの予防接種も打つことができました。
アメリカでするべきだったのですが、連絡メールに気付かなくて打ち忘れていました。
毎日たくさんの学内メールが来るのですが、もちろん全部英語で、時々見落としがあります。
調べたところ、予防接種の中味は基本的に世界中でどこも一緒らしいので、日本で打っても問題ないらしいです。
今回の帰国中の大きなニュースは、同門会奨学金の改訂の情報です。
長崎大学整形外科同門会は、留学を志す同門に対して補助をしてくれるのですが、
尾崎新教授 の提案で、大きく見直される方向で進んでいるとのことです。
この意味は非常に大きく、今後、若い先生達が、海外で修練を積むチャンスが格段に増えると思います。
海外留学にはいくつかの壁があります。
(1)金銭の問題:もうすぐ5ヶ月経ちますが、もちろん既に数百万円なくなっています。恐怖です。
(2)子供の教育 or 単身赴任:大変でしょうが、子供にとってはいい経験かもしれません。
(3)時間、キャリアの問題:普通は留学はキャリアアップですが、最近は臨床経験の空白を避ける人も多いようです。
(4)英語の問題:超苦しんでます。
いくら貯金とやる気があっても、近年は(5)が問題です。
(5)採用の壁:欧米の大学は近年、財政が厳しく、有給のポストはなかなか提供しなくなったそうです。
ずっと日本人で回してきた枠すら終了を求められたりもしてるようです。かといって無給で働くことも違法です。
日本から奨学金や給料が出ていて、それが定められた最低賃金をクリアしていれば採用され得ます。
同門会からの奨学金は、もちろん年収の一部と見なされます。これと、他の給料や奨学金を合わせて、
UCSFの場合だったら規定の年収約300万円をクリアすれば、ポスドクとして採用されます。
(追記:これは研究留学でポスドクとして雇われる場合の話です。臨床留学はObserverなのでまた違うルールだと思います。)
日本で色んな人と話をして気付いたのですが、僕の滑舌は日本語ですらあまりよくなく、
聞き返されることもよくあります。
聞き返されても、僕は何も感じず、ただ言い直したり、繰り返してたりしてます。
更に、文法も全くてきとうで、ボキャブラリーを並べているだけな気もします。
アメリカでは「伝わらなかったらどうしよう」と、発言に臆病になりがちだったのですが、
聞き取られなくても、何の負い目も感じることなく、ただ言い直せばいいだけで、
もっと気軽にテキトウに発言しようと思えました。
アメリカに帰ってから、気分は「二回目の留学!」です。
一時帰国で、留学の意味や価値を、再確認できて良かったです。
帰国中、研究関連の作業や買い出しに付き合ってくれた、田口先生、岡崎先生、お世話になりました。
久しぶりの浜勝うまかったです。
また、研究関連で百合野病院 にも伺いましたが、百合野病院でのサンプル収集に協力いただいた、
高須賀先生、安達先生、木寺先生(2年前)、データ収集に協力いただいた川口先生、ありがとうございました。
奨学金の改訂に尽力いただいた尾崎教授、留学先選びでお世話になった伊東昌子准教授、
結婚式でお世話になったデイツ 山口氏、妻の親友さと&あや氏、多くの人に会えてよかってです。
このブログを管理してくれている、エーアイスクエアステーション 大楠氏、
1日違いで会えず残念でした。また次回。
長々書いてすみません。終了。
1. 後藤 — 2011/11/29@17:37:16