SF Trauma Course

先週末は、San Francisco Orthopaedic Trauma CourseLink という整形外科外傷学に関する講習会が
SFで開催されていて、日本からも整形外科の先生達が来られていました。
それに前後して、San Francisco General Hospital の長尾正人先生Link が、
病院見学ツアーや懇親会を主催され、僕も懇親会などに参加させてもらいました。

今年の参加者は、帝京大学、札幌徳洲会、山形大学×4名、秋田大学×2名、関西医大の計9名でした。

帝京大学からは、日本を代表する整形外科外傷学の先生である新藤正輝Link 教授が参加されていました。
とても実践的な考えを持たれた方で、話していて大変刺激を受けました。
日本の外傷医療には、医学だけでなく、システムや政治の問題が多数残されており、
それらはなかなか容易に解決できないのが現状です。
おそらく口癖の「作戦考えよーぜー」は、問題に対して、じゃ具体的にどうすればいいのか?
ということを、常に考え続けている姿勢を感じました。

山形大学Link より4名参加されていましたが、この医局はおもしろいことをしています。
新入局された3年目先生が、年度の終わりの1~3月ごろに、SFGHのOrthopedic Trauma Institute(OTI)Link
3週間ほど研修に来ているのです。例えば今年の場合は2人いるので、その2人が入れ替わりで研修します。
滞在中はホテル暮らしで、そこからバス通勤。朝食、昼食はSFGHのカフェ(フリー)とのことです。
毎日、カンファランスに参加したり、手術の見学をしたりします。
ほぼ自己負担らしく、おそらく50万くらいかかるじゃないでしょうか。しかしそれ以上の価値があると思います。

今週よりバルセロナに出張です。最近、忙しいです。。OARSILink というOAの国際学会で発表してきます。
オーラルは結局落選し、ポスター発表になりました。気楽です。
奥さんも同行し、ホントにたまたまなのですが、兄の新婚旅行もバルセロナなので現地でちょっと会える予定です。
スラれないように、キョロキョロ挙動不審に過ごしたいと思います。

— posted by 千葉恒 at 03:16 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

この記事に対するコメント・トラックバック [2件]

Up1. わけ — 2012/04/23@22:20:30

お久しぶり。
元気そうでなによりです。
アメリカでもしっかり研究の成果をあげて国際学会に発表していく
あたりはさすがだなって尊敬してます。
体に気をつけてがんばって。

2. ちば — 2012/04/25@06:05:26

いつもコメントありがと!
たった今、バルセロナのホテルに到着しました。
田口先生、岡崎先生と合流したところです。
体調も問題ないよ!

この記事に対する TrackBack URL:

コメントをどうぞ。 名前(ペンネーム)と画像認証のひらがな4文字は必須で、ウェブサイトURLはオプションです。

ウェブサイト (U):

タグは使えません。http://・・・ は自動的にリンク表示となります

:) :D 8-) ;-) :P :E :o :( (TT) ):T (--) (++!) ?;w) (-o-) (**!) ;v) f(--; :B l_P~ (QQ)

     

[X] [Top ↑]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.2549 sec.

prev
2012.4
next
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30