公園

週末になると必ず行く公園があります(時には平日夕方も)。
きれいな芝生が広がる公園で、夕方になるとオレンジに染まった西の空と太平洋を眺めることができます。
そこで夕日を浴びながら野球、ゴルフの練習をやっています。
 
野球の練習では軟式ボールを壁に向かって投げています。
内野手のようにゴロ捕球→スローイングの練習をしたり、20mぐらい離れてピッチングの練習などやっています。
ピッチングの方はだいぶんコントロールが良くなってきたと思います。
投げるときに上体が突っ込むくせがあったので、右股関節に体重をしっかりのせるように意識してから、だいぶんボールがまとまるようになりました。
4月から軟式野球の試合が始まるので内野手できればピッチャーで試合に出れるよう準備をしています。
 
ゴルフは練習用の柔らかいボールを使っています。
ドライバーで打っても80ヤード(=73m)程度の飛距離で、広い公園では安全です。
ボールが軽い分、スライスやフックなどの曲がりが大きく、スイングのチェックにはいい練習だと思います。
本当はアイアンを練習したいのですが、芝をいためるので今はドライバーのみやっています。
一時帰国の際にゴルフマットを持ってきてアイアンも練習しようと思っています。
 
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— posted by 佐田潔 at 10:44 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

TOEFL結果

先週受けたTOEFLの結果が出ていました。
結果は55点(120点満点)でした。
留学しているにもかかわらず、本当に恥ずかしい点数ですが、自分に喝を入れるためにあえて公表します。
渡米前より10点ぐらい上がってはいますが、道は果てしなく遠いです(世界の平均点は約84点です)。
 
今回はReadingが悪かったです。
Readingでは採点されないダミー問題が含まれるときがあり、それはたいてい最後の大問というのがセオリーだったのですが、今回の結果をみると、そうではないようです(いつも時間が足りないので、最後の問題は半分ぐらい勘でマークしていました)。
どれがダミーかわからないので、もっとスピードアップをしないといけません。
今まで受けてきた数多くの試験の中で最も時間にシビアな試験だと思います(センター試験以上だと思います)。
 
次回の受験は4月下旬の予定です。
TOEFLの勉強は続けますが、これから4月中旬まではTOEICをメインに勉強する予定です。
渡米前よりどれだけスコア上がっているか密かに楽しみです(下がっていたらどうしよう・・)。

 
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— posted by 佐田潔 at 10:00 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

遠回り

日本で行っていた肩甲骨の形態解析を論文にしているところです。
肩甲骨は個体差が大きく、形態も複雑であり、研究テーマとしておもしろいのではないかと千葉先生のアドバイスを頂き始めました。
腱板断裂の患者さんなどが対象で、3D-CTを使って関節窩からの肩峰および烏口突起の長さや角度計測を行いました。
 
研究開始前にかなりの論文を読み、過去のデータや計測方法を参考にして形態解析を始めたはずなのですが・・・。
最近論文を再度チェックしていると、参考にすべき論文を大量に見落としていたことが発覚し、愕然としています。
 
肩峰の形態を計測する方法の1つにCritical Shoulder Angle(CSA)というものがあります。
True-AP(肩関節正面撮影)で撮影したX線で、関節窩の上端下端を結ぶ線を引き、さらに下端から肩峰外側端を結んだ角度を計測します(図1)。
 
この角度が35°を超えると腱板断裂と、一方30°未満では変形性肩関節症との関連があると報告されています。
過去の論文では、このCSAに関してはほとんどがX線で計測しており、3D-CTでの解析はごくわずかでした。
 
専用ソフトウエアを用いてCT画像から肩甲骨のみを抽出しCSAの計測を行おうとしたところ、肩甲骨の前傾などを考慮しなければならないことに気づきました。
通常、肩甲骨は10°程度前傾し、上方回旋(肩甲棘が水平面となす角度)が約5-10°あると言われています。
なんらかの基準点がないと、正確な計測は難しいと考えましたが、研究当初はこうした基準を過去の論文から探すことができませんでした。
しかし、つい先日これに関する論文を3本ほど見つけ、基準点を関節窩の中心、肩甲棘三角(肩甲棘と肩甲骨内側縁の交点)、肩甲骨下角に設定していることがわかりました(図2)。
肩甲骨解析の分野ではこれがスタンダードとなっているようです。
 
かなり論文を検索しチェックしたはずだったのですが・・・。
これに準じてCSAを計測しないといけなかったと感じています。
千葉先生、岡崎先生と相談し、今月下旬からの一時帰国で再度計測しなおすことにしました。
かなり遠回りをして無駄な時間を費やしてしまったと少し落ち込みました。
しかし、今回時間をかけたことは次の研究テーマである肩甲骨のHR-pQCTで生かせると信じて、プラス思考でいきたいと思います。
 
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図1)Critical Shoulder Angle
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図2)Suter T, et al. The influence of radiographic viewing perspective and demographics on the critical shoulder angle. J Shoulder Elbow Surg 2015

— posted by 佐田潔 at 09:15 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

Skype Meeting

先週末は千葉グループのSkypeミーティングの日でした。
月に1回、日本の土曜朝(San Franciscoの金曜午後)の時間帯で1時間ほどやっています。
 
内容は主にぼくの研究の進捗状況の報告や長崎のHR-pQCTの研究状況などの情報交換です。
簡単なスライドを準備しておき、千葉先生、岡崎先生から具体的なアドバイスをもらえるようにしています。
また月1度のミーティングがペースメーカーの役割も果たしていて、1か月でなにをしたのかを報告しないといけないということがいい意味でプレッシャーになっています。
 
男性骨粗鬆症の研究は、HR-pQCTの解析で必要な皮質骨と海綿骨をわける作業が終わりました(オートメーションでもこのsegmentationの作業は可能ですが、やはりマニュアルでやる方が正確です)。
現在は大量のデータを収集しているところで、1年前のBaselineと比較しどんな変化があるのか(または変化がないのか)、結果が楽しみです。
 
この縦断研究で問題点として挙ったのが、験者間での誤差の出現です。
BaselineとFollow-upの験者が異なることで、同じ被験者のほぼ同一のスライスなのに、明らかにsegmentationのラインが異なるという状況が生じていました。
千葉先生、岡崎先生と話し合い以下の対策を行うようにしました。
・BaselineとFollow-upで同一のスライスを探す(これに時間がかかりました)。
・同一スライスのBaselineを参考にして、担当しているFollow-upのsegmentationを行う(皮質骨なのか海綿骨なのか判断に迷うことが多々あります)。
 
下の写真はほぼ同一スライスの脛骨です。
BaselineとFollow-upの同一スライスを見比べながら作業を行いました。

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Baseline
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Follow-up

— posted by 佐田潔 at 08:42 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

エルニーニョ

1月に入ってから雨の日が多くなりました。
エルニーニョの影響のようです。
赤道付近の海水温が高いことが引き金となり、西海岸では平年よりも暖かく雨が多くなるということです。
前回1997-98年のエルニーニョでは年間降水量が平年の2倍以上だったそうです。
 
天気予報では2月までは雨の日が多いだろうとなっています。
今週末はゴルフの予定なので心配です。
 
カリフォルニアはここ4年ほど雨が少なく渇水状態が続いているというのを聞いたことがあります。
特に去年、一昨年の雨期は今まで経験したことがないほど雨が少なかったと大家さんが言っていました。
それを考えるとエルニーニョの雨は恵みの雨だと思います。
 
ただ、乾期の天気に慣れていたので、こんなに雨の日が多いと不便なことが多いです。
週末はゴールデンゲートパーク内のグラウンドを走っていましたが、雨の影響でぬかるんだ状態になっており、今は近所の貯水池の外周を走るようにしています。
また、電車でキャンパスに通う日が多くなりました。
晴れた日はロードバイク+シャトルバスで通っていますが、その方が時間的には早く、ロードバイクは気分転換になるので、電車はあまり好きではありません(たまにはいいのですが)。

— posted by 佐田潔 at 09:29 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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