復活

今までメインに使っていたパソコンをMacBook Air (mid 2013)からMacBook Pro (mid 2012)に切り替えました。
もともと15インチのMacBook Proを職場などメインで使うつもりで購入したのですがいくつか不具合があり、学会や外出用で購入した11インチのMacBook Airにエースの座を奪われていました。
このMacBook Proはぼくにとって初めてのMacで、当時いろいろ情報収集をして購入した、思い入れのあるPCです。
 
ラボで論文作成をしている際にMacの外部ディスプレイにつなげているのですが、ラップトップの方も画面が大きい方が作業がしやすいだろうと思い、Proの方を復活させるべくトラブルの解決法をネットで調べました。
下記不具合をクリアして、3年ぶりに主力として戻ってきてくれました。
 
・購入時からSafariのブックマークができなかった
・キーチェーンのパスワードを要求する画面が頻繁に出現する
 
MacBook Proの方に辞書やメモ、さらに例文を調べるためのサイト立ち上げ、外部ディスプレイに作成中のWordと文献管理ソフト"Papers3"を開いています。
Airの11インチからMacBook Pro15インチに画面が大きくなったことで、作業がずいぶん快適になりました。
この調子で論文の作成ペースを上げていきたいと思います。
 
IMG_1282
左)11インチのMacBook Air, 右)15インチのMacBook Pro

— posted by 佐田潔 at 11:39 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

崖っぷち

なんとか踏みとどまりました。
ナショナルリーグ地区シリーズ第3戦、延長13回サヨナラ勝ちでした。
カブスに2連敗してあとがなくなった状況でしたが、なんとか次につなげました。
 
エース・バンガーナーが序盤に3点を失い苦しい展開でした。
8回に連打で逆転するも勝利目前の9回表にまさかの2ランホームランで振り出しに。
延長に入ってから0行進、延長13回にようやく1点をもぎ取っての勝利でした。
 
こんなに疲れた野球観戦は人生で初めてです。
きょうはスポーツバーでしたが、明日はチケットが比較的安く手に入りそうなのでBall Parkで応援しようかなと思っています。
Go Giants!!!

 
NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNi0xMC0xMjEuNTcuMDE-E

IMG_1261

— posted by 佐田潔 at 11:58 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

BeliEVEN

いよいよメジャーリーグはプレーオフに突入しました。
San Francisco Giantsは前半戦絶好調で首位ターン。
しかしオールスター後まさかの大失速で同じ地区のライバルであるドジャースにかわされ、地区優勝を逃してしまいました。
それでもなんとか粘ってレギュラーシーズンの最終戦でワイルドカードでのプレーオフ進出を決めました(マエケンをKOした試合です)。
 
今日はワイルドカードゲームで相手はNYメッツでした。
地区優勝以外の勝率上位2チームが1試合だけの勝負をして、勝った方が次の地区シリーズへと駒を進めます。
アウェイでの試合だったため、友達とスポーツバーに行ってきました。
 
Giantsの先発はエース・バンガーナー。メッツも当然エースが登板し、予想通り息詰まる投手戦となりました。
お互いチャンスらしいチャンスもなく試合は0-0のまま最終回に突入。
9回表Giantsは先頭打者が2塁打で出塁、四球で2人のランナーが出たところで後半戦からレギュラーに定着したギラスピー。
次打者のバンガーナーのところで代打を出すようなベンチワークがテレビに映し出され、ここが勝負だと思いました(延長に入れば後攻が有利というケースが多いように思います)。
ギラスピーは内角高めのボールを強振。打球はライトスタンドへ。
 
スポーツバーは狂喜乱舞。みんな周りの人たちと抱き合って喜んでいました。涙が出そうなぐらいうれしかったです。
9回裏はバンガーナーが続投し完封。
すごい試合でした。
 
次は金曜日からシカゴ・カブスとの地区シリーズになります。
Giantsは2010年、2012年、2014年と偶数年(EVEN)にワールドシリーズを制覇しています。
前回2014年もワイルドカードからの世界一でした。
今年もきっとやってくれるでしょう♪
Go Giants!!!
 
IMG_1236

IMG_1244

 
ScreenShot2016-10-06at112931AM

— posted by 佐田潔 at 11:10 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

科研費

ブログの更新が滞っていました。
ASBMRが終わって気が緩んだのか、疲れが出たみたいで、しばらく倦怠感が強かったです。
ラボに行ってもどうも頭がはたらかないという感じでした。やらなければいけないことはたくさんあるのに・・。
さらに千葉先生から「科研費」というタイトルのメールが来て、すっかり申請の準備を忘れていたことに気づきました(たぶん、ASBMRで余裕がないことを悟った先生が、気をつかわれて学会が終わってから連絡してくださったんだと思います)。
予定より研究が遅れているのに、さらにTo Doが増えてちょっと落ち込んでいました。
でも、もう大丈夫です。科研費の書類は先ほど千葉先生にチェックしてもらい、概ねOKをいただきました。
 
去年の科研費は野球肘のネタでした(実際は助教などポストがないと申請できないので、千葉先生に校閲していただいたあと、最終チェックを梶山先生にしていただいて、梶山先生が提出されました)。
残念ながら採択されず、審査結果の開示でも評価が低かったです。
 
千葉先生から「投球障害としてストーリーを作るよりも『変形性関節症』の早期段階という形で論文にすることもありかもしれない」というアドバイスをいただいていて、確かに科研費などの場合、万人受けするようなテーマの方が採択されやすいだろうと思いました(野球肘よりも変形性関節症の患者数の方が圧倒的に多い)。
野球肘のネタはスポーツ関係の助成金で使うようにして、テーマを使い分ける方がいいだろうと考えました。
 
去年同様、あれこれ文献を調べて、時間をかけてなんとか申請書を作成しました。
いかに魅力的な研究かを文章で伝えるというのは本当に大変な作業だなと再認識しました。
こんなに変形性関節症に関して勉強したことは今までなかったのですが、非常に興味深い分野だなと思いました。
変形性関節症と言えば、膝関節など荷重関節を思い浮かべますが、肘の場合軟骨の損傷が少ないケースも多々あり、鏡視下手術(骨棘切除など)でも機能が大きく改善するケースもあるようです(荷重関節よりも比較的初期の状態なのかもしれません)。
また、変形性関節症では軟骨が変性する前に軟骨下骨に変化が生じるようです。
MRIで軟骨の質的評価がなされた研究が多い状況ですが、HR-pQCTではそれとは違った側面からアプローチできるのではないかと思います(野球肘と同様、軟骨下骨の解析ができないか検討中です)。
 
NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNi0xMC0wNeWNiOWJjTEuNDMuNDg-E
Francois Rannou. Pathophysiology of osteoarthritis, Atlas of Osteoarthritis. Springer Healthcare, 2014.
 
NONALNUM-44K544Kv44Oq44O844Oz44K344On44OD44OIMjAxNi0wOS0zMOWNiOWJjTAuMjkuMzI-E

— posted by 佐田潔 at 11:20 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

アトランタ報告

無事にポスター発表が終わりました。
UCSFで行った男性骨粗鬆症では何人かの先生方と質疑応答をしました。
解析結果の解釈を修正した方がいいという内容でした。
 
現行)
①DXAで骨粗鬆症or骨量減少症のグループは皮質骨幅の有意な減少がみられた(橈骨)
②DXAの正常群では皮質多孔性の有意な増加がみられた(脛骨)
③①では脛骨、②では橈骨で同様の変化がみられなかったが、荷重骨/非荷重骨の違い、橈骨と脛骨のvolumeの違いなどが推測される
 
メンターのAndyと相談して、DXA正常群とDXA低値群を一元化して考え、それに当てはまらなかった③を補足的に説明というスタイルをとっていました。
しかし、ドイツのEngelke K.氏(千葉先生によるとご高名な方らしいです)のアドバイスではDXA低値群の橈骨で・・、DXA正常群の脛骨で・・というように解析結果をありのままに記載した方がいいということでした。
いま論文を作成しているところだと報告すると、Engelke氏は「その論文はおれが査読するだろうから、がんばれよ」と言ってくださいました(半分は冗談だと思いますが・・)。
 
野球肘に関してはあまり質疑応答などはなく、5人ぐらいの方がポスターの写真を撮っていました(男性骨粗鬆症よりもこちらに質問が殺到するかなと思っていたのですが・・)。
心の中で「まねしていいけど、ぼくが論文を書いてからにしてね」とつぶやいていました。
 
HR-pQCTの研究者が集まるScanco Meetingで千葉先生が野球肘の撮影についてプレゼンをされましたが、そちらの方は反応がよかったです。
撮影風景の写真は先生のプレゼンだけでなく、Andyのプレゼンでも使われ、さらにぼくのポスターにも入れていたので、顔は覚えてもらったのではと思います。
少なくともNagasakiは肘をやっているというのは多くの研究者に伝わったはずです。
 
2016-09-18223643

IMG_1182

IMG_8561

IMG_1025


— posted by 佐田潔 at 11:55 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0197 sec.