スピーキング

前回も触れましたが、今、英語を第二言語としている人向けの
英語プレゼンのワークショップ "English Works for You" に参加してるのですが、
今週、5分間のミニプレゼンを課せられて発表してきました。

プレゼンの後に、他の受講者がいい点と悪い点を評価表に書いて手渡すのですが、
この評価表、1 がプレゼンターのいい点、2 が改善の余地がある点
3 がこのプレゼンで良かったところ、を書くようになってて、
悪いことを良いことで挟んで伝えるのがアメリカ文化だ、と言ってました。

日本って減点社会なので、悪いところばかり見つめ合っちゃうのですが、
アメリカって、誉め合うポジティブ社会なので、この点は好きです。
内輪ネタですが、これって宮本先生の言うところの、馬場コースと猪木コースですね。

褒め言葉は「図、写真がきれい、動画がエキサイティング、整理された内容、質疑によく応答できてた」
減点は「声をもうちょっとはって、自信もって、発音もっと正確に」

みんなの意見は、いずれも共通した傾向で、なかなか為になりました。
これって、前も言われたことあるような。。弱点ってなかなか直りません。

今日は、教授とのマンツーマンミーティングで、研究経過を説明してきました。

相変わらずの、頭と口の回転の速さで、説明している途中から
僕を追い抜かして読んで行き、こちらの言いたいことはなかなか出てこず、
練習してのぞんだのに、今日もうまくしゃべれなかったと、敗北感が残りました。

彼女は、問題点は後送りせずに、その場その場で解決する主義で、
僕の質問や要求は、30分ですべて解決されました。さすがです。


— posted by 千葉恒 at 01:44 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

ワークショップ

UCSFでは研究者や学生向けのいろんなワークショップやレクチャーが充実してます。

- リサーチのデザインの仕方
- プレゼンの仕方
- 論文の書き方
- 倫理委員会の書類の書き方
- 助成金の申請書の書き方
- パテントの取り方
- 起業の仕方
- 転職(アカデミア⇔企業)について などなど。。

主に、OCPD (Office of Career and Professional Development)という学内組織が
PASS (Professional & Academic Success Skills Series) というシリーズで
下記のようなワークショップを開催してますが、
これだけでなく、他にもいろんな枠組みで、ワークショップが提供されています。

PASSLink
- Giving a Dynamic Research Talk
- Research Talk Clinic
- Goal-Setting Strategies for Scientific and Career Success
- Writing Qualitative Research
- Designing Clear and Compelling Scientific Figures
- Using Adobe Illustrator to Create Scientific Figures
- Funding Your Research
- Effective Strategies for Collaboration and Team Science

どのコースも魅力的で、本当は全てのコースに参加したいぐらいですが。
詳細を読んで、あまり英語力がなくても参加できそうだな、というものだけ参加してます。

今までに、プレゼンの仕方 "Giving a Dynamic Research Talk"と、
図の作り方 "Designing Clear and Compelling Scientific Figures"に参加してみました。
今は、英語を第二言語としている人向けの
プレゼンのワークショップ "English Works for You"に参加してます。

日本の大学では、少なくとも長崎大学では、ここまでワークショップは充実してません。
うらやましい限りです。

大学レベルでどうこうするのは無理ですが、せめて医局の同門や知人にお願いして、
レクチャーしてもらう、というのは手ですね。
身近な先輩にも、論文を量産している人、プレゼンがうまい人、
パテント申請の経験がある人など、多くの人材がいます。
日本ではそんなヒマはないかもしれませんが、知識の共有は全体の底上げにつながります。


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— posted by 千葉恒 at 10:15 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

やっと紹介

ラボのホームページLink にやっと僕の写真と紹介文Link がのりました。
1年かかりましたね。
昨年1年間だけいた他の研究者は、結局のることもなく終わりました。

赴任して半年ほどたった頃、ホームページをアップデートするから
写真と文章を準備するように、と言われましたが、それからだいぶ時間がかかりました。
けっこういい加減です。

他の同僚の紹介文もアップされ、彼らの素性も明らかになりましたが、
身の回りのポスドクたちのほとんどが、やはり年下であることが判明しました。

アメリカのアカデミアでは、30半ばの医師が、
ポスドクになるってのは、なかなか理解されないかもしれません。


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— posted by 千葉恒 at 05:02 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

グランドラウンド

今月から、水曜早朝のUCSF整形外科グランドラウンドLink
(症例検討会+講演会)が、夏休みが明けて再開されました。
去年まで、この存在を知らなくて、行ってませんでしたが、
いい勉強になるので、今月からは毎週行こうかなと思っています。

朝6:30〜7:30は、レジデントによる症例検討会です。
レジデントの経験した症例を紹介して、疑問や議論となる点を提示し、
それに関する教科書や論文レビューなどを紹介します。
今週は、膝脱臼骨折後のコンパートメント症候群の一例を通して、
診断や減張切開の適応などについてまとめてました。

会場のキャンパスが遠いので、朝イチの大学シャトルで行っても
6:30には間に合わず、一部しか見れてませんが、それを見る限りでも、
アメリカ人のプレゼンは、若いうちからホント上手だなと、関心します。

引き続き、朝7:30~8:30までが、アテンディング(指導医)や
学外の著名な先生による講演会です。これを聞くことが僕の主な目的です。

先週は、
「Improving your Patient’s Hospital Experience: The HCAHPS Experience」
UCSF病院のある専門部署が、整形外科入院患者の患者満足度を点数化し、
他科や全国平均と比較したデータを提示してました。
整形外科医師に対する患者の満足度が少しだけ低くて、議論が紛糾してました。

彼らの解析によると、患者さんに会うときに、最初に自己紹介をきちんとすること、
立ち話でなく椅子に座って話をすることで、この点数は明らかに上がるそうです。
おそらくこの点数は、日本で言うところの、病院機能評価や、それに絡んだ
病院収益に関連があるんだと思います。アメリカでも大変みたいですね。

今週は、
「A Framework for Considering Perioperative Risk in Elective Orthopaedic Surgery」
UCSFの整形外科医らが開発した整形外科用の周術期リスク評価システムの紹介でした。

患者の基礎疾患と術後合併症の大きなデータベースを多変量解析して作成したもので、
「あなたは、A,B,C,Dの基礎疾患を持ってるので、この手術後に、
合併症Aを発症する危険性が何%、合併症Bを発症する危険性が何%、、
それでも手術をしますか?」みたいな感じで使うツールみたいです。いいアイデアですね。


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— posted by 千葉恒 at 03:11 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

B'z

昨晩はB’zのライブに行ってきました。

B’zは数年前からライブツアーLink でSFにも来るようになったらしいです。
僕らは、すごくファンってほどでもないのですが、
こんな機会も滅多にないので行ってみました。

会場はWarfieldLink という、キャパ2000人程度会場です。
席は二階でしたが、十分近くに見えました。
お客さんの9割は日本人って感じです。

軽い気持ちで行ったのですが、正直はまりましたね!
最近の曲ばかりだと困るな、と思ってましたが、
海外ツアー用のサービスでしょうか、ベスト盤を聞いてるようでした。
古いのではEasyComeEasyGoLink 、もちろんウルトラソウル!もあり。。
(リンクのPV、時代を感じさせてなかなか面白いです。)

僕が中二の時に "太陽のコマチ..." でブレイクして、
その後20年間、日本のロックのトップを走っていて、
さすがの実力って感じでしたよ。

稲葉さんは47歳だそうで、いつまでもカッコいいですね。
英語まじりのMCも良かったです。


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— posted by 千葉恒 at 01:31 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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