SF研修①

今年度1回目となる修練医の先生のSF研修が昨日から始まりました。
今年度は7名の先生方が長崎大学整形外科の門を叩いてくれたということを聞いていました。
去年は2人でちょっとさびしかったのですが、こんなに仲間が増えてくれると観光案内にも俄然気合いが入ります。
 
今回は朝永先生と三溝先生です。
昨日は空港からホテルへの移動の途中、ぼくのシェアハウスを見てもらいました。
こんなに狭くて古い部屋で$820/monthもするというのを知ってもらい(大家さん、ごめんなさい)、世界一高いと言われるSan Franciscoの地価を実感してもらうためです。
今日はいつもとほぼ同じコース(ゴールデンゲートブリッジ、ツインピークス、バーナルハイツ、ロンバートストリート)に加えてウォルト・ディズニーの博物館に行ってきました。
高校生のころにディズニーの本を読んで印象に残ったフレーズがあり、今でも大好きな言葉で、いつか博物館に行ってみたいと思っていました。
 
『夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。
それは、Curiosity(好奇心)、Confidence(自信)、Courage(勇気)そしてConstancy(継続)である。』
 
展示ではディズニーの生涯や、初期から今のミッキーマウスに至るまでの変遷などがありました。
以前のミッキーはかわいいというよりちょっと不気味な感じでした。
ウォルト・ディズニーの写真がいくつも展示されていましたが、優しそうな、いつもキラキラした目が印象的でした。
 
明日は独立記念日でこちらは祝日になります。
午前中はぼくのラボでHR-pQCTの説明やミニレクチャーをして、昼から課外授業と称してBall ParkでGiantsを応援しに行ってきます(vs コロラドロッキーズ)。
 
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— posted by 佐田潔 at 11:03 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

リベンジ

ラボでのプレゼンがまわってきました。去年の10月以来2回目です。
前回はまだまだ解析の途中で発表できる内容がなく、自己紹介で時間を稼いだりしてなんとかその場を取り繕ったような感じでした。
今回は前回の分を取り返すつもりで準備をしてきました。
 
ボスのSharmilaは多忙のため、グループミーティングにいない日が多いのですが、今週はずっとラボにいたので、「当日も来るはず」と確信し、準備に気合いが入りました。
2日前にようやくスライドが完成しましたが、メンターのAndyが休暇中のため、火曜のミートアップで香港出身のDennisにスライドをチェックしてもらいました。
Dennisは生物系の統計学を専攻していたと言っていて、自分ではわからない不自然な英語を何箇所も訂正してもらいました。
 
当日朝早くラボに行き、グループミーティングの部屋でスライドがモニターにちゃんと映るかチェックしました(心配症?)。
スムーズにフレーズが出てくるように直前まで何回も繰り返し練習しました。
 
そして本番。
Sharmilaが一番前の席に座っています。
「よし!」と思い、気持ちが高ぶりました。
下手くそな英語なので大きな声でゆっくり話すように心がけました。
そしてなるべく聞いている人たちの表情を見て、どういう表情や反応をしているかチェックするようにしました。
スライドの始めの方に日本で整形外科医をやっていて、研究だけでなく臨床でも骨粗鬆症の治療や脆弱性骨折の手術をやっている、そして高齢化社会が進んだ日本では深刻な問題であることを伝えました(スライド①)。
研究の結果に入るとSharmilaが”Yes”と言ったり、大きくうなずいていました。
これでリズムに乗れ、最後まで落ち着いて発表できました。
 
一番議論が盛り上がったのは脛骨の皮質骨多孔性(Cortical porosity)がDXA低値群よりもDXA正常群の方が変化率が有意に大きかったという点でした。
今年のJournal of Bone and Mineral Researchに掲載されたデンマークの健常人研究では若年者の方が高齢者よりも皮質骨多孔性の増加率が大きかったことを引用し、さらに骨粗鬆症患者では皮質骨の海綿骨化によって、皮質骨多孔性は数値が小さくなりやすいと説明しました(スライド②)。
みんな納得してくれたようでした。
 
今回のプレゼンには準備にものすごい時間を要しました。
だいぶん要領みたいなものがわかってきたので、次回以降はもう少しテキパキ準備できると思います。
あと2回ぐらい順番が回ってくると思うので、3回目はもっとうまくできるようにしたいです。
 
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スライド①
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スライド②

— posted by 佐田潔 at 09:33 pm   commentComment [4]  pingTrackBack [0]

ラベンダー

San Franciscoから車で1時間半ほど離れたところにあるソノマに行ってきました。
ラベンダー畑が期間限定で公開されているようで、ベイスポ杯の決勝前日にリラックスする目的でというコンセプトでした。
小林家と、そのお友達Shimaさんの4人で行ってきましたが、小林家はベイスポ杯の予選以降、気持ちが高ぶって寝付けない日もあったらしいです。
ぼくも決勝戦の数日前は緊張感と楽しみな気持ちが交錯して、あまり熟睡できていませんでした。
 
ソノマはワイナリーで有名な場所で、あちこちにぶどう畑が広がっていました。
車を停めて、人の流れについていきます。
風が吹くとほのかな香りがしてきました。
ぶどう畑のすぐ横にラベンダー畑の一角がありました。結構な人混みです。
 
4人でラベンダーを摘むことになり、色が濃くて香りがよさそうなのを探して摘みました(下の写真)。
こちらの人の好みとして派手な色や形の花を好むと勝手に思い込んでいて、ラベンダーみたいにどちらかと言えば繊細な花にも嗜好があることに少し驚きました(ラベンダーの花言葉は『繊細』でした)。
 
ラベンダーのほのかな香りのお陰で確かにリラックスできました(決勝戦前日は熟睡でした)。
ひとりだったら絶対に行ってなかっただろうなと思います。
誘ってくれた小林家に感謝、感謝です。
 
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— posted by 佐田潔 at 10:47 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

肩関節鏡手術トレーニング②

2日目は鏡視下Bankart修復術を行いました(cadaverは左肩でした)。
Bankartとは肩甲上腕関節の前方脱臼などによって関節唇の前下部が剥離してしまい、肩関節の不安定性が生じる病態です。
 
関節内の鏡視後、前方ポータルを作成します。カテラン針を経皮的に刺し関節内で針の先端を確認して、SSc(肩甲下筋腱)とMGHL(中関節上腕靭帯)が交差しているところに針を出したいのですが、出せない・・・。
何度やり直しても同じところから針が出てくるので大幅に方向を修正すると、視野の中に針が出てこないという状況に陥ってしまいました。
先に進まず、梶山先生に助けていただきました。頭ではわかっているのに、鏡視下でできないもどかしさでいっぱいでした。
 
男性だったため、関節唇はしっかりしていました。
先端がL字状のベーパーで関節唇と関節窩頚部の境界に切り込みを入れ、関節窩の5時ぐらいの位置までラスパで十分に剥離します(術中所見①)。関節唇下縁(7時半から5時ぐらい)は関節窩上に設置するために、関節軟骨を一部切除しました(肩甲上腕関節をtightにして再脱臼を予防する目的だと思います)。 グラスパーを使って、十分に関節唇が剥離されているか、さらに関節唇を関節窩のどの位置まで引き上げるかを確認しました(術中所見②)。
 
先ほど関節軟骨を切除した部位(6時と7時半)にアンカーを挿入(術中所見③)。 剥離した関節唇を十分に持ち上げるように7時半の縫合糸から結紮しました。ここで、結紮部位がなるべく下側にした方がいいと梶山先生に教えていただきました(下から持ち上げた関節唇を支えるため)。 6時の縫合糸も同様に結紮しましたが、ホストとなる側を反対にしてしまったために、関節窩側に結紮ができてしまいました(術中所見④)。 9時と10時半にもアンカーを挿入して、同じように結紮しました(術中所見⑤)。 10時半のアンカーは角度がきつくなるので、関節面に平行になるように挿入するほうがいいと梶山先生にアドバイスをいただきました。 この段階で終了時刻になり、腱板疎部の縫縮まではできませんでした。
 
2日目のトレーニング終了後ダイアモンドヘッドのふもとを梶山先生とランニングしました。
3年前も同じコースを走りましたが、今回の方が暑さのためきつかったです。
2日間みっちり指導してくださった梶山先生、ありがとうございました。
そして時間がなくて焦っているときに、サッと糸を引いてくれたり、アドバイスをしてくれた西野先生、ありがとう。
 
今回のトレーニングでの一番の収穫は「やっぱり肩の鏡視下手術はおもしろい」と感じることができた点だと思います。
本当に細かい、繊細な作業をしていますが、一方でびっくりするほどtightに結紮されており、このギャップに魅力を感じてしまいます(トレーニングの最後に実際の手術部位を目視で確認しました)。
鏡視で拡大して、いろいろな器具を使うからこそできる手術なんだと思います。
 
1年も手術や臨床から離れていますが、手術室での独特の緊張感や執刀後の爽快な疲労感を少しだけ思い出すことができました(cadaverなのでちょっと大袈裟ですが・・)。
1年後、留学が終わって長崎に戻ってからは、是非肩の手術をなりたいなと思います。

 
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術中所見①
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術中所見②
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術中所見③
 
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術中所見④
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術中所見⑤
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— posted by 佐田潔 at 11:15 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

決勝戦

ベイスポ杯決勝は32℃を超える暑さの中でありました。
ベイエリアに拠点をおく軟式野球7チームの中から勝ち残った2チームだけに与えられた檜舞台です。
先週の予選で4点差をひっくり返したということもあり、決勝は楽しみで仕方ありませんでした。
 
ぼくはこの試合、サードの守備のみでした(チームにはぼくより打撃がいい方がいっぱいいます)。
バッティングではあまりヒットが出ていませんが、守備で評価してもらっていると思い自信をもって決勝に臨みました(軟式野球では硬式よりもサードの守備機会は多い傾向にあると思います)。
 
この試合もVenturesは初回にダブルスチールなどで先制しましたが、すぐに相手の長打で逆転されてしまいます。
得点圏にランナーを進め反撃をうかがいますがタイムリーが出ず、逆に相手は打線がつながりジリジリと引き離されていきました。
最終回に代打久保監督のヒットを足がかりに2点を返し意地をみせましたが、4対12で負けてしまいました。
 
相手のT-Birdsは7チームの中では飛び抜けた感じのチームで先週の予選でも2試合圧勝していました。
特に3番サードの選手は明らかに動きが違いました(慶応大で硬式野球をされていたようです)。
ボテボテのゴロでも難なくさばいて華麗にランニングスロー(ぼくが守っていたらおそらく内野安打)、打っても難しいコースを長打にしていました(3試合で8安打、全打席出塁だったらしいです)。
 
個人的には三遊間の強いゴロをさばいたりもしましたが、満塁のピンチでホームへの送球が高く、3塁ランナーがセーフになった場面に悔いが残ります。
ベイスポ杯は終わりましたが、リーグ戦はあと2試合、そしてプレーオフが残っています(現在2勝2敗です)。
まだまだ守備はうまくなると思うので内野守備はチームで一番を目指して、そしてバッティングでもチームに貢献できるようにしたいと思います。
 
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— posted by 佐田潔 at 10:40 pm   commentComment [2]  pingTrackBack [0]

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