Revision

Revisionがつらい〜! 
早速、弱音を解禁することにしました。僕は弱い。

私の論文が、JBMRに蹴られて、現在Boneに投稿中です。
投稿システムはどの雑誌も刻一刻と変化しますが、
BoneのRevisionの投稿期限が、昨年頃から、2ヶ月間から3週間に変わっています。

今回、指摘事項は22個だったので、多くはないのですが、
3週間だと、2週間でやっつけて、1週間で英文校正に出して再投稿になるので、けっこうドタバタで、

その間に職場やプライベートで何か大きなイベントがあると、かなり時間がない状態となります。
英文校正は必ず特急依頼となるので、値段も高くなるし。

来週の金曜が締切なので、精神的に追い込まれた日々を過ごしています。

ところで、最近Boneで困っていることがもう1つありまして、それはアクセプト後のTableの仕上げです。
Figureはこちらが投稿した絵をそのまま使用しますが、Tableは雑誌社が作り直します。

下図のTable2のように列幅を調整すればおさまる表が、Table3のように変な改行をしてくるのです。

アクセプト後は、ProofをWeb上でやるのですが、この時点ではまだWeb版なので、Tableのずれはわかりません。
Proof後にPDF版が完成して初めて気づくわけですが、Proofは1回までと決まっているので、どうしようもないです。

実はTable3は、もっとずれてたので、編集者に直接メールをして、特別に直してもらった後ですが、
それでも変な改行はいくつか残されたままだったのです。

しかも私が指摘してない、訂正しなくていいTable4は、無駄に横に広げられ、
意味不明に隙間のある表が作成されました。アホなのか?

ここで交渉をあきらめましたが、もっと交渉してよかったんですかね?
この問題の解決方法を知りたいです。表を作成する時点から、紙面サイズを意識するとか?



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— posted by 千葉恒 at 06:25 am   commentComment [0] 

強く生きる

父が小学校の運動場を、自転車で砂埃を上げながら爆走している。
私とK-ponが近づき、父を止め、私は父を抱え上げた。

そこで泣きながら目が覚めました。変な夢。。
父のキャラクターを知っている人には、理解できそうな情景ではありますが。

診療では思い通りにいかないことばかり。
常に大量の仕事を滞納し、締切に追われ、返事してないメールだらけ。
私はいつも弱音を吐いている。同僚にも家族にも。

父は決して弱音を吐かない人。
私も父のように強く生きなければならない。
病床の父を想ってそう誓ました。

— posted by 千葉恒 at 06:48 am   commentComment [0] 

あけまして

おめでとうございます。遅くなりましたが。

毎年恒例の、ほーふですが、

昨年の抱負は、「処理速度の見直し」と「楽しく仕事をする」でした。
仕事が遅い自分を見直そう、ってことでしたが、現在も見事に遅いままですね〜、、全然、変わってないです。
相変わらず多忙で、締切に追われ、楽しむ余裕もないですね。ご褒美の出張も、無いままです。

ブログで書くことでもないんですが、高齢の父Link が、徐々に弱っていて、
私の叔父は病院Link を経営していて、父はそこの現役の整形外科医なのですが、徐々に離脱していて、
毎週その病院に外勤に行っている私は、徐々に重くなっていってます。解決すべく良い方法を模索中です。

そして大学では、今年は、臨床と医局運営の業務が増えますが、これも解決すべく良い方法を模索中です。

そんな中、今年の抱負ですが、「夢のある研究テーマを掲げる」です。
その研究に参画できることで高揚感を味わえるような、今までよりも大きなテーマです。
私の人生もすでに折り返していて、30〜40年後には死んでるわけで、後悔のないような人生を。

そして1万年後には、地球にはひとっこ一人いないかも。
この世に渦巻く喜びや怒りが一切無くなって、無音になるなんて不思議です。植物が世界制覇していることでしょう。
私は何を言ってるんでしょうって感じですが、今年もよろしくお願いします。


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— posted by 千葉恒 at 07:41 am   commentComment [4] 

2021年

恒例ですが、2021年を振り返ります。

1-2月 デプってましたね
3月 研究スタッフが1名卒業(宿輪くん)
3月 結婚10周年でした、妻と3人の子供たちに感謝です あと、医師20周年でした
4月 大学院生が2名新たに参加(青木先生、徳永先生)
6月 ブログ10周年(気づかず)
11月 大学院生1名が卒業(白石先生)

今年もコロナのせいで、目立ったイベント少ない年でした。
みんなでワイワイ行くような出張はなく、Web学会も2年目となると聴講の意欲が薄れました。

また、今年は計画していた3つの特定臨床研究のうち2つが計画中止となり、もやもやしました。

論文アクセプトは、昨年は6本でしたが、今年は3本に留まりました(NOR-Rel、AI、NOR-Male)。
ただ、現在サブミット済みやリビジョンとなっている論文が6つあり(PTH、NOR-Ct、NOR-QUS、RA-Er、CKD、LC)、
さらに来年、4-5本ほど完成予定ですので(RA-BM、NOR-Vit.D、PTH-QCT、PTHvsNOR、PTH2)、十分がんばってると思います。

今年、力を入れたことはと言えば、実は臨床と医局業務ですね。
今年の4月から人工関節(股関節、膝)グループのチーフになり、来年の7月からは同期(医局長)と医局運営をします。
その下準備として、今年は、新人発掘業務(いわゆる勧誘)と、同門会誌編集(医局業績管理)を私なりに開拓してみました。
ただ、医局業務はもちろん私のライフワークではないので、体を壊さないように、数年で卒業したいと思っています。

さて、医局で1-2番を争う、メッシーな私のデスクですが、恒例により年末1日かけてきれいスッキリさせました。
いつも通り、A→Bに移動作戦で、実質は片付けてないです。

ではよいお年を。

— posted by 千葉恒 at 10:47 pm   commentComment [0] 

04NOR 男性骨粗鬆症

私たちHR-pQCT研究グループ(RiBSLink )からの、第15弾の論文がアクセプトされました。

Bone microstructure in healthy men measured by HR-pQCT: Age-related changes and their relationships with DXA parameters and biochemical markersLink

男性の骨粗鬆症は女性よりは頻度は少ないですが、予後が不良であり、臨床的には重要です。
男性の加齢に伴う骨粗鬆症化は、女性のそれとは病態が大きく異なり、日本人男性において、HR-pQCTを用いた骨微細構造の調査はなされていません。

今回、土居先生は、長崎県で調査されているHR-pQCTコホート研究(04NOR:J-CaraT studyLink )に参加した男性128名の橈骨と脛骨の海綿骨および皮質骨微細構造を詳細に解析し、今回、この論文をまとめてくれました。

その結果、男性に生じる骨密度の低下は、海綿骨では骨梁の消失と空洞化、皮質骨では多孔化が原因となっており、皮質骨多孔性はDXAや種々の血清マーカーと相関がなく、日常診療では評価不能であることが示されました。

下の写真は、21歳と75歳男性の脛骨の3D断面画像です。海綿骨構造の劣化と皮質骨の多孔化が描出されています。

土居先生の男性骨粗鬆症に関するこの論文は、Bone(IF:4.398)にアクセプトされました。おめでとうございます!


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— posted by 千葉恒 at 10:30 pm   commentComment [0] 

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