Black教授 再会

SFではさらに、Black教授との再会を果たせました。

Black教授は、骨粗鬆症の疫学(Epidemiology)で高名な先生で、佐田先生(Kiyoshi)が作ったコネクションで、先月、長崎に来ていただいたばかりでした。

今回は、オフィスを訪問し、さらに自宅でディナーに招待していただきました。長崎でのオモテナシが大変印象深かったようで光栄です。

UCSF Epidemiology and Biostatistics は、私が働いていたビルの横に新しく建ったビル(Mission Hall、写真を撮り忘れたので、昔とった分をアップします)にあるのですが、見学させていただいたところ、その人的資源の規模の大きさに驚きました。
広いワンフロアの全てを占めており、壁にデスクと顔写真の配置図がありまして、数えたところ、、110名。

疫学者、統計家、事務員で構成されています。しかしデータ収集はこの人たちがしているわけではないんです。全米の施設で得られたデータが送られてきます。うーん、、何でしょう、この日本との差は、、

その夜は、バークリーの高台にあるご自宅にお招きいただき、ディナーを振舞っていただきました。テラスでBBQをしていただきましたが、アメリカでのBBQ体験の中で、最も美味しかったです。NYな味のないパサパサではないです。脂リッチで美味でした。

別件でSFに来ていた尾崎教授も合流していただき、トータル6人で楽しい会話ができました。長崎で進行中の骨粗鬆症薬のHR-pQCT臨床試験にも、大変興味をもっていただき、データがそろった際は、相談させてもらえそうな感じです。NEJMを7本通した超実力者ですので、頼もしい限りです。この縁を大事にしたいです。Kiyoshi、グッジョブ。

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— posted by 千葉恒 at 04:32 pm   commentComment [0] 

UC SF

Denverから、いつものごとくSFに立ち寄りました。

UCSF時代の同僚のAndyとのミーティングです。関節リウマチの解析法を確立すべく情報交換をしました。骨びらん(erosion)に加えて、関節裂隙体積(joint space volume)と傍関節骨粗鬆症(bone microstructure)の解析法を確立せねばなりません。この2つの解析アルゴリズムは、私にとっては簡単でして、先行するAndyとは、定義上の数合わせの確認です。UCSFと一緒にスタンダードが作れればと思っています。

UCSFミッションベイキャンパスですが、ほんと来るたんびに、風景が変わっていきます。今回は、パーキングだった場所に、ニューロサイエンスのビルが建築が始まり、そして3rd St.をはさんだ真横に、NBAウォーリアーズのスタジアムの建築も始まっていました。正直、これ以上、ビルを建てないでほしいです。風景が窮屈になっていってます。


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— posted by 千葉恒 at 03:03 pm   commentComment [0] 

UC Denver

UCSF時代の同僚が、UC Denverに自分のラボを立ち上げており、見学に行ってきました。

私にとってUCといえば、University of Californiaですが、Coloradoではもちろん、UCは、University of Coloradoです。

UC Denverの医学部キャンパスは、Deverの東にある人口30万くらいのオーロラという街にあります。病院や研究所を簡単に見学させてもらいましたが、敷地の広さや施設の規模には驚きました。多くの建物が新しかったです。

彼のラボは、多くのプロジェクト、コラボレーター、画像データ、そして特殊な解析技術を持っていますが、人手が足りないような印象でした。もう一回、留学してみたくなりましたね、、いや行きませんよ。単なる軽い衝動です。

コロラド州のロッキー山脈にはクマやコヨーテが生息しているそうですが、コヨーテの絵柄がかわいい地ビールの写真もはってみます。

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— posted by 千葉恒 at 03:00 pm   commentComment [0] 

HR-pQCTミーティング

今年もASBMR最終日の翌日にHR-pQCTユーザーズミーティングが開催されました。

今回の最大の話題は、標準撮影法の変更の提案です。

HR-pQCTの標準撮影では、橈骨遠位と脛骨遠位部を撮影するのですが、その撮影部位は、橈骨の場合は手関節から9mm、脛骨の場合は足関節から22mmの部位を撮影し解析します。しかし、9mmや22mmの位置が、身長の高い人と低い人では解剖学的に微妙に異なることが、以前より問題視されていました。

UCSFで同僚だったBurghardt先生と、Harverd大学のBouxsein教授より、前腕長の4%、下腿長の7.3%での撮影法が、以前から提案されており、長崎大学も賛同していました。もちろん、現在の方法を提案した会社自体と、古くからデータを蓄積しているグループは、反対していました。

議論は白熱し、拙すぎる英語ですが、私も発言させてもらい、岡崎先生のデータが撮影法の変更を強く支持するものであることを説明しました。最終的にミーティングに参加した40名ぐらいでVoteしたところ、撮影法の変更が圧勝となりました。が、もちろん参加してないユーザーも多いので、これで決まりではありません。

他の話題としては、骨粗鬆症の診断・治療におけるHR-pQCTの位置付けを確立するために、IOF(国際骨粗鬆症財団) のタスクフォースに先日かけられまして、何を整理すべきかが発表されました。すべきことは多いです、、

しかし、今が一番おもしろいのだと思います。先端技術の標準化の議論の真っ只中に参加でき、ある種の興奮を感じれます。


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— posted by 千葉恒 at 05:25 pm   commentComment [0] 

ASBMR@デンバー -3

3)デノスマブ(FREEDOM、FREEDOM Extension)

デノスマブの10年の結果について、新しい切り口の解析です。
非椎体骨折の発生率が、1~3年目は2~3%まで下がるのですが、4年目から1~2%に下がることが、2つの集団で確認されています。デノスマブではBMDが10年間上がり続けるのですが、4年目から何かの閾値を超えて、四肢骨折の抑制効果が上がるのだろうと。つまり長く継続する意味があるだろう、という報告でした。

もう1つは、腎機能が低下している患者での効果と安全性についてのサブ解析です。
骨折発生率はCKD stage 3とCKD stage 1、2に差なし、安全性も差なし、カルシウム低下の程度も差なし、つまり、CKD3に使ってもCKD1、2と同様に安全で効果も期待できる、という内容でした。実臨床では、CKD3でも普通に使ってますが、そのままで良い、ということですかね。

4)ゾレドロン酸

新しい効能の可能性です(ZoMARS study)。
BoneMarrowLesion(BML)の患者さん(日本語で骨髄浮腫症候群と言われてたものかと)に対するゾレドロン酸の効果を見るRCTが行われていたのですね。MRIでの骨髄浮腫の改善や、症状のスコアに有意差がついており、効果がある、という内容でした。やや珍しい病気ですので、よく参加者を収集できたなという感じです。

また、UCSF epidemiology のBlack教授のラボからの発表で、ゾレドロン酸治療後の3年間の休薬について、アレンドロネートとの比較の調査が発表されていました。大腿骨(全体)BMDの下がり幅が半分(-1.2%、-2.3%)という結果で、休薬しても効果が持続されやすいという内容でした。

Black教授とは長崎以来、再会できまして、後日、ご自宅にお招きいただく予定です。


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— posted by 千葉恒 at 03:01 pm   commentComment [0] 

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