日整会総会@神戸 -2

今回の日整会総会で、初めて「晩餐会」たるものに参加しました。

いわゆる会長招宴だと思うのですが、ものすごい規模でした。
あれ、何人ぐらいいたんだろう、、500人はいたと思います。

テーブルがたぶん60-70ぐらいあったのですが、1〜3列目あたりが、教授、名誉教授、海外ゲストで、
4〜6列あたりが、学会で役割のある人と主幹スタッフたち(東大)、って感じだと思います。

私は最も後方のテーブルでしたが、東大の先生たちと、楽しくお話しすることができました。
歓談中に最前列に乗り込んで、学会長の 田中 栄 教授、親友の蛯名 耕介 先生(大阪大学准教授)と、
スリーショットの写真も撮れました。


最終日に、私の教育研修講演があり、全力で講演してきました。
「骨微細構造から紐解く —骨脆弱化のメカニズムと骨粗鬆症の治療戦略—」
今回の学会テーマの「百年をつなぐ」に、少し影響をうけたタイトルです。つなぐー、と、ひもとくー、です。

おかげさまで満席で、講演中、演者は、聴講者がどのくらいスライドに食いついているかは、
だいたいわかるものなのですが、今回の講演は、けっこう良かったです。真剣な視線を感じました。

ちなみに私は、少し滑舌が悪く、やや早口なのが、残念で、スライドのビジュアルでごまかしています。
あと、眠たくならないように、語りかけや、問いかけで刺激を与えることは、よくしてます。


本学会では、日整会100周年で、各大学の代表的な業績をポスターにする、という企画があって、
長崎大学からは、尾崎教授と話し合いまして、「リーメンビューゲル(鈴木教授)」「TCVO(父)」「HR-pQCT(私)」の
どれかかな、という話になり、

リーメンビューゲルは、当時の先天性股関節脱臼(現在のDDH)の新しい治療法として、
先先先代の鈴木教授が、たしか東欧かどこかでこれを見つけてきて、日本で普及させた、という経緯があるのですが、
なにせ古すぎて、手元に写真やデータがほとんどなく、
また、他大学は主に術式を出すという情報でしたので、TCVOをポスター化することにしました。作成は私が行いました。

父は他界して4年ですが、私は教育研修講演、父は大学を代表する業績で、日整会総会で初めて共演できたのは、
すばらしい思い出になりました。お父さん、ありがとう。


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— posted by 千葉恒 at 06:24 am   commentComment [0] 

祝1000回!

なんと、1000回目の投稿です。

2011年、私が若かりし頃、UCSF留学ブログLink から始まったこのブログですが、
2013年の帰国Link 後も、私の公開日記帳となっており、
2026年にして、1000回目を達成しました。いつまでやるのー?

その間、目標達成したり、挫折したり、、夢が叶ったり、疲労困憊したり。。
基本、リア充系ブログではあるのですが、実際のところ、最近は体ボロボロですね。
行動力(欲)と体力に乖離があります。

そういえば先日、新人ナースと話をしていて、
「ブログってなんですか?」って言われましたよー、そうなんだね。
SNSスワイプ世代が、ホームページを見ないのは当たり前として、ブログも知らないか。
近年のnoteとブログの違いがわかっていませんが、客層が違うのかな。

最近はアップの頻度も減っていて、
時間があれば、もうちょっと、仕事や研究のこととか、解説したいのですが。
とにかく長く座ってると腰が痛くって。

ということで、目指せ、2000回ですかね。



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— posted by 千葉恒 at 03:39 pm   commentComment [3] 

第8回 ベイエリア日本人整形外科の会 OB会 @神戸

今年も、ベイエリア日本人整形外科の会OB会に参加しました。

毎年、日整会総会に合わせて開催されているこの会、
このブログで毎年紹介していますが、簡単に説明しますと、、

2012年 UCSF日本人整形外科の会が、サンフランシスコで発足(詳しい経緯はこちらLink )、
2014年 ベイエリア日本人整形外科の会に名称変更。UCSFとスタンフォードの共同開催になりました。

2019年 日本でベイエリア日本人整形外科の会「OB会」が開催されるようになり、

今回で、第8回となります。

2019年 第1回 横浜
2020年 第2回 Web開催(コロナ禍)
2021年 第3回 Web開催(コロナ禍)
2022年 第4回 Web開催(コロナ禍)
2023年 第5回 横浜
2024年 第6回 福岡
2025年 第7回 東京
2026年 第8回 神戸

今回は、私たちの「サンフランシスコの父」である、長尾先生(UCSF教授)にも参加いただき、
10年ぐらい歳とったみんなと再会できました。

みなさん、米国西海岸ベイエリアの留学で刺激を受けて帰国し、
その後「The 日本」な医療の世界でいろいろありつつ、
心の中に留学で受けた刺激を残していて、そんな感情や行動が入り混じった人たちの集まりです。

みなさま、現在進行形で、行動、してるんですよね。それがえらい。

私の留学同期の大阪大学の藤森先生が、10年以上ぶりに
米国の留学先に連絡をとって、コラボ研究を開始した話には驚きました。
その行動力、すごいです。昔から、メンタル強かったよな。
私が今から、私の旧ラボのMQIRとコラボするなんて考えたら、腰が重すぎる。

第8回の幹事をしてくださった藤森先生、串岡先生、ありがとうございました。
ロケーションもよく、大きな円卓で、みんなでワイワイお話しできて、最高でした。

このOB会は若者の参加が低下気味で、おじさま会になっていますが、
来年もやりましょう。次回は横浜ですね!

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— posted by 千葉恒 at 06:38 am   commentComment [2] 

日整会総会@神戸 -1

日整会総会@神戸Link が始まります。

今年は、千葉グループ(RiBSLink )からの発表は6演題です。

2026年5月21日(木)  デジタルポスター、紙ポスター
渡邉 航之助 原発性副甲状腺機能亢進症に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究 —HR-pQCTによる骨微細構造解析—
飯田 健   1型糖尿病における第2世代高解像度末梢骨定量的CT (HR-pQCT)を用いた骨微細構造の検討
山口 圭太  大腿骨近位部骨密度の加齢変化の特徴 —DXA領域解析による部位特異性の検討—
白石 和輝  変形性股関節症の病期と大腿骨近位骨密度の関連

2026年5月24日(日)  口演
池永 仁   骨粗鬆症自己検診の有用性に関する探索的研究

2026年5月24日(日)  教育研修講演
千葉 恒   骨微細構造から紐解く —骨脆弱化のメカニズムと骨粗鬆症の治療戦略—


今まで日整会総会では、シンポジストや共催セミナーの経験はありましたが、
教育研修講演は初めて拝命いただきました。
私の整形外科人生の1つの目標でしたので、嬉しいです。

「骨微細構造」というマニアックなテーマを、総会の教育講演にしていただき、
会長の東京大学教授、田中 栄 先生には、心から感謝しています。


ところで、私の講演の準備は、遅れに遅れており、現地で仕上げることになりそうです。

普段より多くの講演を引き受けていますが、スライド事前提出、というのがあり、
今週、完成させないといけないスライドは5つで、完全に「スライド多重債務者」になっています。やばいです、、

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— posted by 千葉恒 at 06:26 am   commentComment [0] 

ITEM 2026

ITEM 2026に参加してきました。

ITEMは、国際医用画像総合展のことで、何の略なのかな、、
The International Technical Exhibition of Medical Imaging だそうです。
Internationalと称していますが、日本のイベントです。

私は整形外科医ですが、以前より医用画像装置に興味があり、
留学先で、高解像度CTや7T-MRIに関与していた影響が大きいですかね、
ITEMには定期的に参加し、アップデートをしています。

実は昨年も参加したので、今年は行く予定はなかったのですが、
近年、注目のPhoton counting CTが、今までシーメンス1社のみだったのが、
今年のITEMで、キヤノンとGEからもリリースされると聞き、
思わず日帰り出張で、会場のパシフィコ横浜に行ってきました。

Photon counting CTについては、このブログで何回か解説しています。
2012Link2022Link2024Link

従来のCTは、検出機に入ってきたX線をシンチレータで光に変換し、
それをフォトダイオードにて電気信号に変換しています(エネルギー積分型検出器:EID)。

PCCTは、検出機に特殊な半導体を使用しており、X線を電気信号に直接変換することが可能です。
その結果、効率的にシグナルを検出することでき、高解像度、低ノイズ、低線量のCT画像を得ることができます。
加えて、各光子のエネルギーを個別にカウントすることで、X線エネルギー別の画像を作成することもできます(スペクトラルイメージ)。

キヤノンのPCCTLink (Ultimion)ですが、シーメンスのCdTeと異なり、
テルル化亜鉛カドミウム(CZT)を使用しているのが特徴です。
Znを添加することで、抵抗率が上がり、光子収集が良くなるようです。

GEのPCCTLink (Photonova™ Spectra)ですが、Deep Siliconを使用しています。
検出機の構造は、2社とはだいぶ異なり、その名の通り厚いシリコンで、シグナルの検出を底面でなく側面で行っています。
構造上、Z軸の分解能が犠牲にならないか疑問だったのですが、しっかりした回答はありませんでした。

CT以外には、DXAもチェックしてきましたが、
GEのDXAブースには、去年に引き続き、私によるDXA解説のパンフレットを置いてくれていました。

骨粗鬆症の患者数(1500万人)に対して、DXAの設置数や利用数は足りておらず、
今後もこの問題に取り組んでいきたいと思っています。

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— posted by 千葉恒 at 10:06 am   commentComment [0] 

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