海外出張 @サンフランシスコ&トロント

海外出張 @サンフランシスコ&トロントです。

スタートからチビトラブルを発生させまくりながら、過ごしています。

まずは、イヤホン忘れ → 音楽なしの旅です。さみしい。
化粧水没収 → 機内持ち込みで、100mlこえてました。イージーミス。
コンタクト保存液忘れ → 保存液と思ってスーツケースにつっこんでたのは、妻のクレンジングでした
滞在先住所忘れ → 今回の米国滞在は、サンフランシスコの恩師、長尾先生宅に宿泊するのですが、空港で米国滞在先の住所を記載しないとチェックインできません。住所知らなくて、めちゃ焦りました。

ということで、今回のサンフランシスコ滞在は、長尾先生宅に2泊させていただいてす。ありがとうございます!
初日は長尾家にて、長尾夫妻、マブダチの森岡夫妻と5人で食事会を開いてもらいました。

この布陣、女性陣がちょっと強めで、終盤は、地雷を踏ませようとする女性陣と、
黙り込む男性陣という構図になりましたが、夜遅くまで止まらない会話で、楽しかったです。

明日は、OTI(Orthopedic Trauma Institue)でミーティングです。


PS 森岡先生の奥様から化粧水&乳液をいただきました。ありがとうございます!(涙)

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— posted by 千葉恒 at 11:24 pm   commentComment [2] 

DOCSF-JAPAN 2024

昨年より開催されている、DOCSF-JAPANLink というイベントに参加してきました。

DOCSF は Digital Orthopaedics Conference San Francisco の略で、
デジタル技術の整形外科分野への応用を目的とした、UCSFが主催している多職種交流のプラットフォームです。

このイベントの日本版であるDOCSF-JAPANを、大阪大学の 串岡 純一 先生と、私の留学時代のマブダチ、UCSFの 森岡 和仁 先生が運営しており、
初回はWebだったんですが、今年より東京でオンサイトで開催Link を始め、今年2回目もオンサイト開催すると聞き、参加してきました。

今回は、前回よりも内容がパワーアップしており、今年もいろいろ考えさせられました。

今回は主に以下の4つのコンテンツだったのですが、どれもとっても内容が濃かったですね。
「スタートアップ」「産官学共創」「スポーツ医学」「Dr. Stefano Bini 講演(DOCSF創設者 UCSF 整形外科教授)」

スタートアップ:司会の大谷先生がとても上手に仕切っていました。おかげで医師には難解なビジネス用語が、なんとなくわかるような内容になり、聴講者としては充実したものとなりました。起業なんて、これっぽっちも考えたことなかったけど、身近な時代になりました。

産官学連携:めちゃくちゃ勉強になりました。厚労省、文科省、経産省からディスカッサーに来てもらっており、各省のオフィシャルな方針に加えて、官僚の個人的な思いも聞けて、それが思いのほかアツいってことがわかり、日本がんばろう、と思えました。これまた司会のデロイトトーマツの方が、仕切りが上手で、議論に深みがでました。

スポーツ医学:ゲストの女性アスリート、室伏さんの経験談で、スポーツ医学そのものでなく、競技者の専門医へのアクセシビリティがファーカスされていたのが、興味深かったです。室伏さんのお話はとてもお上手でした。

Dr. Stefano Bini 講演:うーん、、かなり刺激を受けました。昨年からもやもや考えていたものが晴れたような。臨床現場の問題点、ニーズ、彼はそれをPain Pointと表現していましたが、これの解決を目的としていない事業は全て失敗する、と言っていました。聴講していて、Pain Pointを知る私たち臨床医の役割は大きいなと感じました。
「スタートアップ」が目的でない、「新技術の応用」が目的でない、「連携」が目的でない、やはり「現場で必要とされる良いもの」でないと、全ては本末転倒です。

最後の森岡先生の締めの挨拶も、このポイントをついていましたので、さすがマブダチ、と思ってしまいました。

「現場で必要とされる良いもの」は、「理想はそうだが実現不能なもの」が多いわけですが、私の経験値や立場もそれを許すようになってきたので、
残りのキャリアでがんばれないかな、と考え始めるきっかけとなりました。


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— posted by 千葉恒 at 07:49 am   commentComment [3] 

夏の思い出

夏、終わりましたね。残暑ですが。

今年は私のワーカホリックと疲労が尋常じゃなく、
家族とあんまり夏休みらしいイベントができなかったのですが、

長崎大学工学部の主催で、親子でプロペラヒコーキ(ライトプレーン)作るイベントLink があり、
小学6年生の息子と2人で行ってきました。

ライトプレーンには思い入れがあって。
私自身が小さい頃に、父に教わって作っていたんです。同じことが息子にできるなんて。

久々に行った長崎大学の本学キャンパスは、、だいぶ変わってましたね。
キャンパスの真ん中の汚っない池は、広場になってて、いい感じでした。
私はテニス部だったんですが、北門周辺のテニスコートはかなり減っていて、学生アパートになってたな。

イベントでは、工学部のおじいちゃん先生たちのご協力のもと、親子でヒコーキ作りをして、
最後は体育館で飛行時間を競うコンテストをするんですが、
狭すぎて、天井にぶつかったり、バスケのリングにひっかかったり、モヤモヤを残していました。

そこで先日、ふたりで医学部のグラウンドに行って、思いっきり飛ばしに行きました。
最初はうまく飛ばなかったんですが、どんどん息子の飛ばし方が上手になって、
最後は、ぐんぐん空まで飛んでいって、2人で追いかけて、、
それはもう、私と父の思い出Link の完全再現で、涙が出そうでした。

私の一生に残る大切な動画を撮れました。よく見返しています。

もういっこ。

この夏、いとこが結婚式&披露宴をしたんですが、
妹みたいな近い存在のいとこで、とにかく嬉しくて、

披露宴の途中からずっと涙が止まらず、、今でも思い出せれば泣けます。
音楽のチョイスもよかったな。Jackson five の I'll Be There で号泣したな。

写真の右のエンジェルリングがボクで、泣いているいとこを、なでなでしています。

ワーカホリック過ぎて、涙もろいんですが。 いい人生だ。


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— posted by 千葉恒 at 11:34 am   commentComment [0] 

HR-pQCT 9周年

HR-pQCTLink2015年に長崎に来てLink 、この夏でまる9年が経ちました。
来年は10周年か。。何かイベントしよう。

この間に立ち上げた研究は「61」
獲得した外部資金は「40」
英文論文Link は「27」
学位をとった大学院生は「11」

研究数に対して論文数が少ない状況は相変わらずです。

原因である千葉ボトルネック問題Link は、私が人工関節グループのチーフ、さらに医局長になり悪化しています。
医局長終了まであと1年10ヶ月! なが! カウントダウンするの早すぎた。

円熟期を迎えた研究グループ(RiBSLink )ですが、
専属の研究スタッフの看護師さん3名に加え、実は、念願の放射線技師さんに2024年4月より参加いただいています。

このように恵まれた研究環境は極めて稀で、
1)研究計画書の作成や倫理委員会の申請
2)研究資金の獲得や管理
3)研究参加者のコーディネートやリスト管理
4)HR-pQCTの撮影や解析 
と、臨床研究で必要な一連の流れの全てに、4名の専門スタッフがそれぞれサポートいただいています。

あとは私たち医師、大学院生がひらすら論文を書くのみですが、、みんな臨床が忙しすぎ!もったいないです。

ちなみに、昨年の8周年の記事Link を見ると、この1年間、全然、問題解決ができてないな。。 って毎年言ってんな!


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— posted by 千葉恒 at 08:33 pm   commentComment [0] 

臨床研究サマーセミナー2024

おわたー!(嬉)

今年も私にとって大イベントである、日本骨粗鬆症学会 若手研究者育成委員会が主催する
「臨床研究サマーセミナー」を無事に終了することができました。

この達成感と燃え尽き感は、今後も毎年続くのかな。しんどそうな、楽しみなような。。

臨床研究サマーセミナーは、骨粗鬆症や骨代謝分野における「臨床研究」の実践的な「ノウハウ」を学ぶ
合宿スタイルの研修会で、今年は下記の内容でした。

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臨床研究サマーセミナー2024

ショートレクチャー:
 臨床研究をこれから計画する人へ(臨床研究が働き方やキャリアにどう生きる?)
 研究の新規性を探る(文献検索、読み方、整理)
 臨床研究をデザインする(CQ/RQ、PECO/PICO、研究デザインの型)
 研究費獲得のノウハウ(申請書の書き方:Grant writing)
 臨床研究に関する規律・法律(倫理審査、AE報告、補償、COI、臨床研究法)
 良質な臨床研究に必要なデータとその収集方法(A-TOP研究などから学ぶ)
 臨床研究のチーム構築(CRCの活用)
 論文の書き方(本文・図表)
 論文の投稿から採択まで(雑誌選び、Response to Reviewers)

グループワーク:
 臨床研究を一から立ち上げる
 臨床研究ブラッシュアップ

実践形式:
 臨床研究のための統計学(入門編、応用編)
 実践!Figure作成
 臨床研究に役に立つAIやWebsiteいろいろ

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今年から新しい取り組みとして、参加者が自身のPCを使って行う、実践形式の実習を始めました。
特に統計解析を重点的にしており(2時間)、参加者全員にフリーの統計ソフトであるEZ-Rをインストールしてもらい、
実際のデータをお渡しして、データの要約や、群検定、多変量解析まで、実際に作業してもらいました。

小さなトラブルは連発していましたが、大きなトラブルはなく、まぁ成功したかなと思っています。
来年はさらにブラッシュアップできると思っています。

講師陣は下記で、めちゃくちゃ仲よくて、恒例として初日の夜は「ちばチャン」というチェーン飲み屋で
みんなで集まって研究の話で盛り上がる、という、部活みたいな状態になっています。

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日本骨粗鬆症学会 若手研究者育成委員会

千葉 恒  長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 整形外科学 講師  (画像評価、薬物治療)
坂本 優子 順天堂大学医学部附属練馬病院 整形外科 准教授 (小児整形外科全般 小児・若年者の骨代謝性疾患 ビタミン D)
蛯名 耕介 大阪大学大学院 医学系研究科 整形外科 准教授 (閉経後骨粗鬆症・グルココルチコイド誘発性骨粗鬆症・関節リウマチなどの基礎・臨床研究)
野津 雅和 島根大学医学部内科学講座内科学第一 助教 (続発性骨粗鬆症、内分泌代謝疾患)
髙士 祐一 福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学講座 准教授 (FGF23 関連低リン血症性くる病・骨軟化症、続発性骨粗鬆症、臨床遺伝)
金子 開知 東邦大学医学部内科学講座膠原病学講座(佐倉) 講師 (ステロイド性骨粗鬆症、関節リウマチと骨粗鬆症、ステロイド性大腿骨頭壊死)
北島百合子 長崎大学病院 産婦人科 講師 (婦人科内分泌、女性医学)
飯高 世子 東京大学医学部附属病院 22 世紀医療センター ロコモ予防学講座 特任助教 (疫学、コホート調査)
上村夕香理 国立国際医療研究センター臨床研究センターデータサイエンス部 生物統計研究室 室長 (生物統計学)
長尾 雅史 順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター / 整形外科・スポーツ診療科 特任准教授 (骨・軟骨代謝、スポーツ医学、疫学、臨床研究支援)
旭 竜馬  東京国際大学 医療健康学部 理学療法学科 准教授 (地域コホート研究、脊椎評価、動作解析)

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— posted by 千葉恒 at 03:41 pm   commentComment [0] 

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