日整会基礎@青森

初青森です。学会でもないとなかなか行けませんね。

日整会のような大きい学会は、他の学会と共同シンポジウムをよく組むのですが、
今回私は、日本骨形態計測学会からの演者として、下記のシンポジウムに参加してきました。

共同シンポジウム7(日本骨形態計測学会)Link
「これからの整形外科研究における骨組織形態計測学の実際と意義 ―動物実験から臨床試験まで―」

なんのことやらわからないと思いますが、
私はいつもの講演内容で、下記タイトルでした、

「高解像度CTで広がる骨形態計測学の世界」
今回は、HR-pQCT画像と組織像との比較を解説してみました。

そんなことより、青森です。

学会の仕事をさっさと済まして、太宰治の生誕の地である、津軽を巡ってきました。

寂しくも心惹かれる、津軽鉄道に乗って、太宰治の生家(記念館)へ向かいました。車窓からはりんご畑を眺めたりして。
金木町はすごくレトロで、天候も曇。私の体調も悪く、なんだかマッチしていました。

学会が開催された弘前では、
お金持ちの一軒家ぐらいの大きさの愛らしい弘前城に登ったり、津軽三味線が聞ける居酒屋も行けましたし。
あと、食べものが素晴らしく、特にホタテですね、強烈に美味くて、最高でした。


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— posted by 千葉恒 at 08:49 am   commentComment [0] 

偽物あらわる

骨粗鬆症ガイドライン2025の、偽物が出回っており、
骨粗鬆症学会から注意喚起Link がきています。

Amazonで見ると、わーお、紛らわしい。
うーん、思わず、、、ネタとしてポチってしましました。

届くの楽しみでした。開いてみた偽物は、
見た目は、手のひらサイズで小さく、厚みも薄いです。

内容は、AIで書いたと思われる内容で、そのような特徴が随所にありました。
中国漢字が見られますので、そちらからだと思います。

講演会のネタにしようっと。。


追記)

お値段、気になります? 2200円でした。 詐欺師に投資してしまった。
Amazonのサイトは、すでに消えて無くなっています。


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— posted by 千葉恒 at 04:23 pm   commentComment [0] 

DOCSF-JAPAN 2025

今年も参加してきました。DOCSF-JAPANLink

DOCSF は Digital Orthopaedics Conference San Francisco の略で、
デジタル技術の整形外科分野への応用を目的とした、UCSF(University of California, San Francisco)が主催している多職種交流のプラットフォームです。

この日本版であるDOCSF-JAPANLink を、大阪大学の串岡純一先生と、私の留学時代のマブダチ、UCSFの森岡和仁先生が運営しています。
2024年より定期的にオンサイトイベントが東京で開催されており、私自身はこれで3回目の参加Link となります。

プログラムは下記の通りで、内容盛りだくさんでした。

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セッション#1 基調講演 
生成AIは整形外科医の仕事を奪うのか? - 脅威をチャンスに変える臨床・研究の新スキル -
・千葉大学整形外科 牧 聡 先生
 
セッション#2 スタートアップイノベーションのリアル「AI」 
医療AIイノベーションの最前線:産学連携で加速する整形外科DX
・株式会社SPLYZA 土井 寛之 氏
・Hers HeAlth Technologies Inc. 大黒 聡 氏
・株式会社SMILE CURVE 野口 昌克 氏
・森・濱田松本法律事務所 飯野 悠介 氏
・株式会社クオトミー DOC SF-JAPAN 大谷 隼一 氏

セッション#3  テクノロジーイノベーションのリアル「ロボット」 
ロボティクスが変革する整形外科
・ジンマー・バイオメット合同会社 古城 洋幸 氏
・湘南藤沢徳洲会病院 DOC SF-JAPAN 串岡 純一 氏

セッション#4 スタートアップ イノベーションのリアル 
VCが語る資金とチームの選択が未来を決める
・MVP 株式会社 武田 泉穂 氏
・三菱UFJキャピタル株式会社 久保 裕生 氏
・Keio Innovation Initiative 鈴木 利洋 氏 
・ON&BOARD 中山 航介 氏
・Medtech International 岡本 直之 氏

セッション#5 産官学共創イノベーションのリアル 
アカデミアからはじまる医療機器開発
・山口大学医学部附属病院整形外科 西田 周泰 氏
・Land Trading LLC 後藤 昭一 氏
・EMTEC Lab LLC 早川 絵美子 氏
・経産省 商務・サービスG ヘルスケア産業課 医療・福祉機器産業室 高山 真澄 氏

セッション#6 産官学共創イノベーションのリアル 
ヘルスケアの未来を担うエコシステムとは?
・東京科学大学 藤田 浩二 氏
・東京科学大学 工学院 システム制御系 宮崎 祐介 氏
・株式会社Link & Innovation 山本 晋也 氏
・日本政策投資銀行 青山 竜文 氏

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まず、千葉大学整形外科の牧先生のAIの話、おもしろかったですね。
私のラボや職場の同僚たちにも、いつか是非、聞いてもらいたいです。

ジンマー・バイオメットのロボティクスサージャリーであるROSAは、
もしかしたら将来、長崎大学病院で使っているかもしれませんので、親近感ありました。

VCが語る〜、のVCはベンチャーキャピタルのことで、投資会社の人たちセッションだったのですが、
今まで接点がない人たちのトークで、興味深かったです。言語化のスキルが高度でびっくりしちゃいます。
ビジネス系の動画で聞いたことあるような、明日から使えそうな良い感じフレーズがちりばめられてて勉強になりました。
この辺が、垣根を越えたこの集まりの良いところです。

産官学連携になると、VCと違って、ちょっとお硬くなります。この振れ幅もこの集まりの面白いところです。
私も産学と官学の連携をそれぞれちょっとだけしていますが、連携は手段であって、目的であってはいけないので、
そのペインポイントに臨床的な重要性や需要があるのか、その手段で解決することに合理性があるのか、
時間と労力は限られていますので、意識しています。

あと、ちょっと気になったのですが、医者以外の人たちが、外科系医師の持ってる暗黙知(手や感覚で覚えている直感や経験値みたいなもの)を、
過大評価しているんじゃないかなと思っています。
言われて嬉しいことではあるのですが、医師の持ってる暗黙知なんて、たいしたもんじゃありません。
他分野の人たちが集まって、整形外科というテーマで語ると、現場のニーズや医師の能力の誤認識も含めて、
こんな視点で見てるんだ、っていうのを知れたり、新しい知識や切り口に出会えるのは、純粋に楽しいです。

最後に複数の企業から、宣伝タイムがあったのですが、「動作解析アプリ」が乱立していることを知りました。
参入予定はありませんが、レッドオーシャン過ぎるななこれは、、いつかどれかが、保険収載されて生き残るのかな。

総じて、今回も、森岡先生のプロデュース力や昭和的献身を、じわっと感じるDOCSF Japan でした。


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— posted by 千葉恒 at 11:26 pm   commentComment [2] 

日本骨粗鬆症学会@幕張 -2

長崎大学 整形外科 からの発表は8演題でした。

千葉 恒  シンポジウム 臨床研究サマーセミナーの紹介
千葉 恒  シンポジウム 重症骨粗鬆症の骨微細構造変化
渡邉航之助 一般演題   原発性副甲状腺機能亢進症に伴う続発性骨粗鬆症の病態研究:HR-pQCTによる骨微細構造解析
新見 龍士 一般演題   1型糖尿病による続発性骨粗鬆症の病態解析: HR-pQCTによる骨微細構造評価
池永 仁  一般演題   骨微細構造におけるPeak bone massの調査 -HR-pQCT健常人研究-
向井 順哉 シンポジウム テリパラチド連日製剤と週1回製剤の大腿骨近位部における皮質骨・海綿骨への異なる効果 -TERABIT studyおよびVBMによる追加解析-
向井 順哉 ポスター   Voxel-Based Morphometry(VBM)を用いた大腿骨近位部の骨密度解析:標準画像の作成
山口 友貴 一般演題   DXA装置における測定精度(再現性)の重要性

みなさん、いい発表でした。おつかれさまでした。


9月14日(日)のシンポジウム16、「若手研究者育成委員会企画」ですが、
昨年のこのシンポジウムが、ちょっと聴講者が少なめで、委員会のメンバーで反省会をして、
タイトルと内容を刷新しよう、ということになり、下記のようになりました。

「あなたにもできる!臨床で浮かんだ疑問の解決法」

座長 • 千葉 恒  (長崎大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科)
   • 坂本 優子 (順天堂大学医学部附属練馬病院整形外科)

演者 • 千葉 恒 「臨床研究サマーセミナーの紹介」

シンポジスト  • 大角 哲也 (さいたま市立病院中央放射線科)
コメンテーター • 野津 雅和 (島根大学医学部内科学講座内科学第一)

シンポジスト  • 種子島 岳 (東京大学医学部整形外科)
コメンテーター • 飯高 世子 (東京大学22世紀医療センターロコモ予防学講座)

シンポジスト  • 向井 順哉 (国立病院機構長崎医療センター整形外科)
コメンテーター • 金子 開知 (東邦大学医療センター佐倉病院膠原病内科)

シンポジスト  • 藤村 亮 (小豆島中央病院整形外科)
コメンテーター • 旭 竜馬 (東京国際大学医療健康学部)

シンポジストは昨年の臨床研究サマーセミナーの参加者から選ばれており、自分の研究テーマを発表していただき、
それに対して、若手研究者育成委員からコメントやアドバイスをする構成としました。

今回は、聴講者も多く、それなり盛り上がったと思います。
シンポジストのみなさま、委員のみなさま、おつかれさまでした。


閉会式では、学会長へのサプライズ花束贈呈で、息子さんが登場しました。
心温まるいいシーンで、うるっときました。


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— posted by 千葉恒 at 11:03 am   commentComment [0] 

日本骨粗鬆症学会@幕張 -1

日本骨粗鬆症学会Link に参加するために、幕張に来ています。

学会長は、私の敬愛する 井上 大輔 教授(帝京大学ちば総合医療センター)で、
事務局長は、私の友人の 井上 玲子 先生です。

とても素晴らしい運営でした! 楽しかったです。 毎日、飲み会の、、
参加者はなんと5,900名。どーりで30m歩くたびに、誰かと再会していました。

ちなみに日本骨粗鬆症学会は、年々、規模が大きくなっており、会員総数は、なんと 12032 名!
医師や歯科医師が4279人で、メディカルスタッフや企業が7753人です。
医師の内訳は、整形外科医が3283人、内科医が603人で、このペースですと医師も5000人いきますね。
骨粗鬆症の重要性が、医療界の全体で認知されていってると思います。

近年の疫学データでは、日本の骨粗鬆症の患者数は1500万人を超えており、完全なる国民病です。
一方、一般人は皆んな、大したことない病気だと油断しており、怖さがわかってないですね。
特に椎体骨折は、基本、保存治療の変形治癒ですので、後遺症が残りますし、しかも次の骨折へと連鎖します。
当たり前にできていたことができないようになり、制限された生活に変わっていきます。

私が思うに、現在の骨粗鬆症の治療体系には大きく2つの問題点があり、
それは、1)確定診断装置(DXA)へのアクセシビリティの低さと、2)治療する医師数の不足、です。
これらがボトルネックになって、骨折した患者すら治療されてない現状が続いており、
究極の目標である、早期発見、治療には、ほど遠い状況です。

多くの方が興味を持っているスクリーニングは、実のところ問題ではありません。正直、楽勝です。
脆弱性骨折したことがある人や、FRAXやOSTAで引っかかる人だけでも、相当数おり、まずはそこからだと思います。
問題はスクリーニングしたあとなんです。

つい書き込み過ぎました。学会の内容はまた次回。


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— posted by 千葉恒 at 11:52 am   commentComment [0] 

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