論文の探し方、読み方、整理の仕方

ブログのアップをサボってました。

骨粗鬆症&骨代謝学会の後は、出張が続き、鳥取(講演会)、宮崎(股関節学会、シンポ)、山口(講演会)、久留米(バイオメカ学会、ランチョン)、あとは、家族イベントも、雲仙旅行や幼稚園のバザーなど、、多忙にしていました。
もちろん、日々の診療(人工関節、骨粗鬆症)、研究(HR-pQCT)、教育(大学院生)で、毎日が多忙です。「働き盛り」してます。まぁそれはいいとして、

話は変わりますがが、長崎大学整形外科の医局で、若手の整形外科医を対象にした勉強会が定期的に行われているのですが(OKU)、隔週金曜の夕方に、教官が持ち回りで自分の専門とする分野のレクチャーをします。
私は今年からネタを変えて、「論文の探し方、読み方、整理の仕方」という内容にしようと思って準備中です。

これの元ネタは、この2012年ごろの、このブログです。→ 論文の収集方法Link論文の読み方Link論文の整理方法Link

7年ぶりにアップデートをしていたところ、、探し方、読み方は概ね変わらないのですが、整理方法つまり、文献管理ソフトウェアが、変わってきていますね。
EndNoteLinkMendeleyLinkPapersLinkReadCubeLink 、、みなさん何を使っていますか?

調べていてい、とくかくショックだったのが、私は「Papers」のUserなのですが、ReadCubeに買収されて、ソフトウェアとしても統合されつつあり、Papers Userの視点からすると、完全に改悪に進んでいることです。私の大嫌いな、サブスクリプション制になっています。月5ドルです。最悪です。

私としては、今のPapersをとにかく更新せずに使い続けるしかないです。このサイトLink にも苦労が書かれています。悲しいな、、


2019-11-10112545



— posted by 千葉恒 at 10:59 am   commentComment [0] 

骨粗鬆症学会&骨代謝学会 -2

学会の3日目、4日目は台風も過ぎ去り、良い天気となりました。

今回、長崎大学整形外科からの発表は11演題でした。

骨粗鬆症学会:
千葉 恒
(シンポジウム)長崎大学におけるHR-pQCT研究:健常人研究、膝・肘の撮影、脊椎のexvivo解析
(一般演題口演)原発性骨粗鬆症におけるテリパラチド治療後のイバンドロネート注射製剤の骨密度および骨微細構造に及ぼす効果
岡崎 成弘
(一般演題口演)腎機能低下と骨代謝回転および骨微細構造の関係 -HR-pQCTによる健常女性調査-
渡邉 航之助
(一般演題口演)乳癌に対するアロマターゼ阻害薬に伴う続発性骨粗鬆症の病態解析 - HR-pQCTによる骨微細構造解析 -
太田 真悟
(一般演題口演)橈骨遠位の皮質骨における加齢変化の検討:HR-pQCTによる解析
江良 允
(一般演題口演)肝硬変患者における骨脆弱性の病態解析 ーHR-pQCTによる骨微細構造計測ー
北島 百合子(産婦人科)
(一般演題口演)若年女性アスリートの月経異常と骨代謝マーカーに関する検討

骨代謝学会
千葉 恒
(シンポジウム)高解像度CT(HR-pQCT)による骨粗鬆症治療薬の薬効解析
(一般演題口演)男性における腰椎・大腿骨骨密度と骨代謝マーカーの加齢変化の特徴
岡崎 成弘
(一般演題口演)健常人のビタミンD充足率に関する調査:加齢変化,骨密度との関係
渡邉 航之助
(一般演題口演)HR-pQCTによる手指MCP関節の骨微細構造解析:関節リウマチ傍 関節骨粗鬆症の定量的評価

みなさん、お疲れ様でした!


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— posted by 千葉恒 at 10:30 pm   commentComment [2] 

骨粗鬆症学会&骨代謝学会 -1

骨粗鬆症学会Link骨代謝学会Link が神戸で開催されました。

今回よりこの2つの学会は、合同開催となりました。
参加者は44,00人を超えたそうで、これは去年の骨粗鬆症学会と骨代謝学会を足した数よりも上回っており、
学会の巨大化傾向、そして、この領域への関心の高さを示しています。

台風19号が大接近しており影響が危ぶまれましたが、一部の演者が来れずに発表できない事態にはなりましたが、概ね大丈夫でした。

今回の学会の私の最も大きな役割は、海外特別講演の座長でして、骨粗鬆症学会は通常2名ほどの海外特別講演の演者に来ていただくのですが、
そのうちの1人の先生が台湾中文大学のリウマチ学の教授(Lai-Shan Tam先生)で、HR-pQCTによる研究をしており、私が少し面識があったものですから抜擢していただきました。

座長の経験は無い事は無いのですが、これほどの規模の学会の座長で、しかも英語というのは、かなりのプレッシャーで、準備はできるだけしました。
経歴はもちろん論文もチェックし、想定質問を5つほど準備し、加えて、午後からの講演でしたので、事前にお会いしてランチにお誘いしてお食事をしておきました。
その時点で、とっても印象の良い方で、こちらの英語もあちらの英語も伝わると言うのが確認できで、気持ちが楽になったのが大きかったです。

本番は、英語セッションにもかかわらず人もそれなり入り、質疑の時間は3分ほどしか余りませんでしたが、東大の田中教授より質問をいただいたので、良い感じに成立しました。

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— posted by 千葉恒 at 08:05 am   commentComment [0] 

「研究留学」アンケート

祝!ノーベル化学賞受賞!
吉野彰先生、旭化成の皆様、おめでとうございます。

これと関連するのですが、
ノーベル賞は20-30年前の科学者の功績であり、現在の調子だと、日本からのノーベル賞受賞は徐々に減少すると言われています。
以前のブログLink でもふれた、研究留学の実態調査が始まりました。
ご協力できる方は、下記より宜しくお願い申し上げます。

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世界中の日本人研究者の方へ
「研究留学」の実態を明らかにするアンケートのお願い

期間: 2019年9月28日 - 12月31日
回答先: こちらLink
対象: 留学経験者の方、留学中の方、将来的に留学を希望する方、留学すべきか悩んでいる方、研究留学に関心のある方
分野: 理系・文系等、分野は問わない
身分: 大学教員、ポスドク、学生、企業研究員等、身分は問わない
備考: アンケート回答者の中から抽選で若干名の方に Amazon Gift Card 500 円分を差し上げます。

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— posted by 千葉恒 at 07:38 am   commentComment [2] 

SF訪問

死ぬほど忙しくて、ブログが止まっていました。
9泊11日の海外出張から帰ってきた翌日から、しわ寄せ外来、学生講義、通常のオペ2件と難しいオペが1件、新ネタのスライド作成し徳島で講演(臨床研究の立ち上げ方)、同じく新ネタのスライド作成し東京で講演(HR-pQCTの関節リウマチへの応用)、、
移動疲れがハンパないです。海外出張では7回のロングフライトと時差で体調を崩しましたが、先週の徳島は羽田経由だったので、長崎-羽田に、水木金土の4日連続乗ることとなりました。腰が痛い。

さて、今回のアメリカ出張のトドメは、サンフランシスコ訪問でした。

ここで、私が以前所属していたラボ(UCSF放射線科)の研究者(Andrew Burghardt)とミーティング。加えてUCSF整形外科(森岡先生、長尾先生)とのミーティングです。
また今回、長崎大学出身で、現在UCSFに留学している小児ICUを専門にされている先生(松本先生)にもお会いすることができました。子供4人連れて、なかなかチャレンジャーな留学をされていてびっくりしました。

サンフランシスコでまず思った事は、、天気わる!そして、落ち着く。。
これはサンフランシスコ留学者ならば同意してくれる人もいると思いますが、サンフランシスコはちょいちょい曇ったり、霧に覆われたり、どんよりするのですが、
たまに南や内陸の方にでかけると、突き抜けの快晴、痛いほどの日光で、サンフランシスコのようなマイナスイオンに接することはなく、私はサンフランシスコに戻りたくなるのです。
サンフランシスコも普段は快晴でドライですが、たまに来る湿度が、ある種メリハリがあって、必要なんだと思います。

キャンパスのミッションベイエリアは、相変わらず建設ラッシュで、ウォーリアーズのスタジアム(Chase CenterLink )も完成していていました。
私のラボの道向こうはUCSFポリスだったのですがビルとなっており、その横は広い青空駐車場だったのですが現在ビルを建設中です。
空が狭くなる。圧迫感、、



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— posted by 千葉恒 at 06:57 am   commentComment [0] 

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